【密着】BALLISTIK BOYZ砂田将宏 人生を分けた究極の選択とは?
LDH所属アーティストがグループとして新たな夢を目指し、不退転の覚悟で進む道(One Way Road)に密着するエンターテインメントドキュメンタリー番組『Rising Sun 〜後戻りはしないOne Way Road〜』

BALLISTIK BOYZは、LDH史上初のメンバー7人全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップを披露する実力派グループ。実績を積み重ね、日本にとどまらず世界へ活動を拡げている彼らには、ターニングポイントともいえる半年間が存在した。それは、拠点を日本からタイに移し、生活しながら活動を行う武者修行。言葉も文化も通じず、知名度もない。結果を出さなければ日本へは帰れないという極限状態の中で7人は何度も話し合い、グループとしての原点を見つめ直していった。そんな経験を経たからこそ、2025年に挑んだグループ初のタイ単独公演で、自分たちの強さを再確認することができた。前回、前々回の放送では、そんなBALLISTIK BOYZの原点を紐解いた。

1月5日(月)の『Rising Sun 〜後戻りはしないOne Way Road〜』は、その中心にいる砂田将宏の原点に迫る。
砂田将宏の物語には、サッカーとダンスという二つの異なる軸がある。幼少期に自ら選んで始めたサッカーと、姉と一緒に強制的にEXPG(LDHのダンススクール)に通わされて始めたダンスだ。
小学校の文集に「世界で活躍できるサッカー選手になる」と書いたほど傾倒していたサッカー。その情熱は、海外にサッカー留学をするほど。一方で姉と始めたダンスは、人前で踊ることへの羞恥心が強く、初めての発表会の朝には極度の緊張と不安から「10円ハゲができた」という。

中学校進学を控た砂田は、サッカーもダンスもそして学業も高度化するタイミングで、サッカーとダンスのどちらか一つを選ぶという人生最初の大きな岐路に立たされた。誰しも「サッカーを選ぶだろう」と考えていた中、彼が出した結論は、ダンスだった。
サッカーに懸けてきた砂田は、12歳の時、ポルトガルへ留学。そこで同年代の少年たちが「家族を食わすんだ」という覚悟でボールを蹴る剥き出しのハングリー精神を目の当たりにし、エンターテインメントではない、生きるためのサッカーに遭遇。「本気度」の定義を根本的に書き換えられた。

一方で9歳の時にEXPGのキッズダンサーとしてEXILEのツアーに帯同したステージ上で、憧れのEXILEメンバーの真後ろで踊り、数万人が巻き起こす地鳴りのような歓声を浴びていた。その音の波は、少年の全身を貫き、彼の価値観を根底から覆した。
サッカーゴールを決める喜びを何よりも知っていた少年は、それを凌駕する快感をダンスで知ってしまったのだ。選択を迫られた時に、EXPG大阪校のいち生徒に過ぎなかった彼のもとに、EXILE HIROから届けられた「どっちの道を選んでも応援します」というメッセージにも、自分の心に正直になる勇気を与えてもらった。

砂田がEXPGで得たものは、プロのパフォーマーになるための技術だけではない。それは、彼の人生を支え、未来を共に創造する「仲間」との出会いだ。キッズダンサー時代から活動を共にし、世界で活躍できるアーティスト育成のためにオーディション「PROJECT TARO」に同時に合格、ニューヨーク留学へ一緒に赴いた深堀未来と奥田力也との出会いもそのひとつ。彼らの絆の強さは、BALLISTIK BOYZ入りを打診された時、「誰か1人でも行かないんだったら行かない」という暗黙の誓いを立てたことからも伺われる。それは個人の成功よりも3人で共に夢を掴むことを選ぶという意思表示であり、「この3人が一緒でなければ、自分の本当の夢は叶わない」という、互いの存在が自らの夢の必須条件であるという確信だった。この関係性を彼は、「いやマジで家族ですね」と表現する。共に泣き、笑い、競い合った日々が、揺るぎない信頼関係を築き上げた。

砂田は、グループ活動をサッカーと同じ「チームプレイ」だと分析する。一つのゴール(夢)に向かって、メンバーそれぞれが自分の役割を理解し、時には自分が点を決めるのではなく、仲間へのアシストに徹する。ゴールまでの道筋を選択する戦略的な思考や判断力は、まさにピッチ上で培われたものだ。
チームワークと判断力。そして9歳の時に浴びた、あの忘れられない歓声。迷い、遠回りをしながらも、砂田将宏が選んだのは「いつもチームのために」という道。ゴールを決めるのは自分一人じゃない。仲間を信じ、支え合い、歓声の中で一歩を踏み出していく。「得点より歓声」の思いが、これからも彼を支え続けるに違いない。

ABCテレビ『Rising Sun 〜後戻りはしないOne Way Road〜』は、毎週月曜深夜1時52分放送。TVerでも無料配信。



