コンクール出場オーディションの実施決定で、初心者葉月にもチャンス到来!? 『響け!ユーフォニアム』第6話
『最終楽章 響け!ユーフォニアム』前編の来春4月24日公開を記念してスタートした、TVシリーズ第1期『響け!ユーフォニアム』(ABCテレビ)の第6話。
サンフェスの演奏も無事成功!
吹部では、いよいよ夏のコンクールに向けての練習が始まった。
吹奏楽コンクールは、いわば野球でいうところの甲子園。府大会、関西大会、全国大会と、代表に選ばれた高校が次のコマへと進めるが、北宇治高校はここ10年府大会の銅賞止まりなのだ。
そんな状況の吹部を、滝先生(CV:櫻井孝宏)は、どのようにして全国まで導こうとしているのか?
「今年は、オーディションを行うことにしたいと思います」
一人ひとりの演奏を聴き、ソロパートを含めて大会に出るメンバーをオーディションで決める、という滝先生。
北宇治高校の出場する部門で舞台に上がれるのは、最大55名まで。つまり、それ以上の人数がいると、誰かが出場できないのだ。
これまでの慣例では、上手い下手に関わらず上級生が優先。しかし、滝先生が忖度なしで決めるオーディションとなれば、上級生が外れる可能性もある。
しかし、1年生にとっては大チャンス!
そもそも、コンバスは緑輝(CV:豊田萌絵)しかいないうえに経験者なので、合格はほぼ確定。また、3人しかいないユーフォなら、全員合格も見込める。
でも、チューバを始めたばかりの葉月(CV:朝井彩加)にとって、オーディション合格なんて夢のまた夢。
「無理ですよぉ!ムリムリ!」
「きっと来年には成長してると思うんで」
と言う葉月に、低音パートリーダーのあすか(CV:寿美菜子)は———!
「下手だと来年も再来年もレギュラーの保証はないってことなのだよ!」
「だから、初心者でも今年からレギュラー取るつもりで頑張る!」
とハッパをかける。
こうして、あすかの言葉に触発され、オーディションに向けて頑張る決意をした葉月。早速チューバを持ち帰り、練習することに。
しかし、なかなか上手く吹けない葉月は、久美子たちに想いを吐露する。
「中学の時、テニス部でも最初まったく思ったプレーができなくて。だからいっぱい練習したんだ。でも最後の大会、勝てなくて」
「だから、上手くなりたい。チューバは自分で納得できるくらい!」
そんな葉月の姿に感動した久美子と緑輝は、葉月のために奔走することに。
まずは、チューバ担当の梨子(CV:小堀幸)に「チューバをやってて良かったこと」をインタビュー!
すると———
「地味で目立たない」
「息が苦しい」
また、「チューバのいいところ」を尋ねた後藤(CV:津田健次郎)においては
「いいところがないところだ!」
と言い切る始末。
さらに
「いいところがないのに、ひたすら頑張るところがいいところ」
「その気持ちがわかれば、お前は立派なチューバ吹きだ」
と語り、一同ますます「???」に。
ネガティブなのかポジティブなのか分かりづらい!
しかし、この言葉の意味は「愛と自信が大切ってことだよ」と梨子に教えてもらい、久美子はなんとなく腑に落ちたのだった。
そこで、低音パートメンバーたちは、葉月のモチベーションを上げる方法を考え始める。
自身がチューバの良さを体感したきっかけを
「オレは、合奏したときかな」
という後藤の話を受けて、その場にいた全員が
「葉月は合奏をしたことがない」
ということに気づいて……。
「これ、合奏してみたいんだけど」
久美子がそう言って葉月に渡した譜面は、今の葉月ができる曲。
初見でも吹けるように……と、あすかが指番号を振って渡したあの練習曲。
「簡単すぎる!」と葉月が不満を漏らしていた……そう、『キラキラ星』だ。
久美子のユーフォ、緑輝のコンバス、そして葉月のチューバ。
この3つの音色が重なったとき、
それは確かに「音楽」になった———。
葉月が初めて心から“音楽”に触れ、チューバの魅力にハマった瞬間が描かれている第6話(11月8日深夜放送回)。
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