『人生のどん底じゃないですか!そんな中…』 リオで金メダルを逃した吉田沙保里 同部屋の後輩金メダリストにかけた言葉とは?

女子レスリング・オリンピック金メダリストの吉田沙保里と登坂絵莉が、リオ五輪での秘話を明かした。リオ五輪で自身初の金メダルに輝いた登坂が、オリンピック4連覇を逃した吉田からかけられた言葉に、「一生この人には敵わない」と思った理由とは……!?

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吉田沙保里と言えば、アテネ、北京、ロンドンとオリンピック3連覇を果たし、「霊長類最強」の異名を持つアスリート。登坂絵莉とは大学の先輩後輩という間柄で、2016年のリオ五輪に、吉田は53キロ級、登坂は48キロ級で出場。選手村で同室だったふたりは、「一緒に金メダルを獲ろうね」と誓い合った。

その言葉通り、登坂は初日に自身初のオリンピック金メダルを獲得。しかし吉田は2日目の決勝で敗退し、金メダルを逃した。その夜遅く、テレビ出演を終えた吉田が部屋に戻ると、もう寝ていると思っていた登坂がガサッと動く音が聞こえたという。

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「(絵莉は)私に声をかけられなくて。何て声をかけたらいいかわかんなかったと思うんですけど、私が『絵莉、金メダル獲れなくてごめんね』って言ったら、(絵莉は)そんなことないですって言って泣いて。一緒に二人でワーッて泣いて」と回想した吉田。「(絵莉は)金メダルを獲ったから本当は喜びたい。二人で獲れればめっちゃ笑えて良かったんですけど、逆に私が泣かせてしまっている。『絵莉は金メダルを獲ったから笑っていいんだよ、泣かないで』と言葉をかけたのを覚えてて。絵莉に辛い思いをさせてしまったなというのはすごく後悔している」と話した。

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そんな吉田の話を受け、登坂は「自分が金メダルを獲ったことに対しては嬉しかったですけど。沙保里さんは自分がオリンピック4連覇かかっていて負けちゃって、人生のどん底じゃないですか。なのに『絵莉は私のこと気にせずに、嬉しいって喜んでいいんだよ』って言われた時に、人間としてのすごさを見せてもらったというか。一生この人には叶わないな」と感じたと述懐。ケンドーコバヤシが「中身が霊長類最強やった」とリアクションすると、登坂は「中身はもうホントに…」と吉田への思いを口にした。

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なお、この吉田沙保里と登坂絵莉のリオ五輪での秘話は10月8日に放送されたバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』で明かされた。

番組情報

これ余談なんですけど・・・
毎週水曜よる11時17分放送

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