「どこのご家庭にもある、あらゆるものを拷問器具にする赤毛のオンナ」と「死ぬか生きるかギリギリのラインを見極めるのが得意なオンナエルフ」。セランの口撃で堕ちた敵の正体は一体⋯⋯『強くてニューサーガ』第8話
宮廷魔道士のアルザードを訪ねて、ガルガン帝国の大使館に赴いたカイル(CV:内田雄馬)とミランダ(CV:杉山里穂)たち。しかし、執務室の扉の奥から放たれる強烈な妖気を察知したカイルが飛び込んだその先には、無惨に殺害されたアルザードの死骸と、その傍らに立つ女魔族の姿が⋯⋯。そんなショッキングなシーンからスタートした、アニメ『強くてニューサーガ』(ABCテレビ)の第8話。
この女魔族の名は、ユーリガ(CV:日笠陽子)。
咄嗟に身構え、攻撃を繰り出したカイルだが⋯⋯。
「鎧はない。シルドニアも置いてきた。大した魔法も使えない。大侵攻の時なら絶対にしなかったミスだ」
結局、交戦するもとどめを刺すことができず、逃げられてしまう。
一方、「堅苦しい会食など苦手」と、カラン屈指の腕利き鍛冶師のドワーフ(CV:稲田徹)の息子・ゴウ(CV:引坂理絵)の家に滞在しているセラン(CV:下野紘)、リーゼ((CV:ファイルーズあい)、ウルザ(CV:瀬戸麻沙美)、シルドニア(CV:髙橋ミナミ)たちは、家が何者かに取り囲まれていることに気づく。
しかし、精霊使いのエルフであるウルザはもちろんのこと、剣の腕はカイルよりも上のセランや、素手でクマを倒せるほど見た目からは想像できない剛力を誇るリーゼにかかってはイチコロ!
しかも、正体を吐かせるために生け捕りにした者の末路は悲惨!
「大人しく喋ったほうが身のためだぜ。なんせ、うしろのオンナ2人は、拷問のプロだからな」
「赤毛のオンナの手にかかれば、どこのご家庭にもある、あらゆるものが拷問器具になる。 ナイフやフォーク、お玉に至るまでお前の体内に傷を付け、そこにじっくりゆっくり刺激物を塗りたくる⋯⋯」
「エルフのオンナは、死ぬか生きるかギリギリのラインを見極めるのが得意なんだ。お前の意識が混濁し始めた絶妙の間で回復薬を流し込み⋯⋯。もちろん、長く苦しめるためだ」
「そして、やがてお前はこう懇願するだろう。
『いっそ殺してくれ!』とな」
ひ~!! 怖い~!!
拷問の内容じゃなくて、それを語っているセランの背中を見つめる、殺気だったリーゼとウルザの目が!!
こうしてセランの口撃で堕ちた捕虜が口にした、敵の正体は果たして⋯⋯?
悲惨なストーリー展開のなかで、思わず吹き出すシーンも楽しみのひとつになっているアニメ『強くてニューサーガ』(ABCテレビ)。
今回の第8話(8月20日(水)深夜放送)では、ミランダの恋人がアノ人だったの? ということも明かされる。ぜひ、無料配信中のTVerで要チェック! シリーズ累計100万部突破の小説(原作・阿部正行、原作イラスト・布施龍太)と、コミックスが原作の同アニメは、ABCテレビにて毎週水曜深夜2時15分より放送中!
