レジェンド騎手・武豊「ディープインパクトからの贈り物だったのかな」 人生を変えた聖地に感動秘話があった
「苦しんでいた僕をディープインパクトとキズナが救ってくれた」 レジェンド騎手・武豊の完全復活ストーリー&相棒たちとの運命的な出会いに感動するドキュメントバラエティ特番『小籔千豊&山里亮太の 俺の聖地巡礼』を無料配信中
競馬界のレジェンドジョッキー・武豊には、「騎手人生を変えた聖地」がある。それは、「日本近代競馬の結晶」と言われる名馬・ディープインパクトが種牡馬として暮らしていた北海道の牧場だ。長年スランプに苦しんだ武豊を救った、相棒たちとの感動秘話にホロリとする。
数々の輝かしい記録を打ち立て続け、騎手生活30年を超えた武豊。「一番苦しい時に救われた」という彼の騎手人生を変えた“聖地”は、北海道の牧場「社台スタリオンステーション」にある。この牧場は、武豊のかつての最強パートナー・ディープインパクトが競走馬を引退した後に種牡馬として暮らしていた場所である。
2019年にこの世を去ったディープインパクトの放牧地や墓碑、馬房を巡りながら、亡き相棒に思いを馳せ、別れの時を振り返った武豊。そんな武豊が向かった聖地は、名馬・キズナの背中だった。
武豊がキズナと出会ったのは、2010年の落馬事故を機にスランプに陥り、デビュー以来最低の年間勝利数を記録していた時だった。キズナとの運命的な出会いは武豊を窮地から救い、彼は2013年に日本ダービーで優勝した。
ディープインパクト以来8年振りに日本ダービーを制覇したことから、武豊はキズナのことを「ディープインパクトからの贈り物だったのかな」と笑顔で語った。実はキズナがディープインパクトの子供であることや、同じ騎手による“ダービー親子制覇”が当時史上初だったという事実に驚き、「苦しんでいた僕をディープとキズナが救ってくれた」という武豊の言葉にグッとくる。
“かつての相棒の血が通う背中”で完全復活した武豊のエピソードは、ドキュメントバラエティ特番『小籔千豊&山里亮太の 俺の聖地巡礼』(8月16日放送)で紹介された。
動画配信サービスTVerで無料配信中の同番組では、ドラマ『サンクチュアリ -聖域-』の主演俳優・一ノ瀬ワタルの人生を変えた聖地にも迫っている。