「何をしようと守りたいものがあるんだ」 命を賭した決闘の果てに、大英雄爆誕! しかし、事件の本当の黒幕は、まさかのアノ人で⋯⋯『つよサガ』第6話
冒険は始まったばかりなのに、いきなり強敵ゼントス(CV:安元洋貴)との激しい戦闘シーンから始まった、アニメ『強くてニューサーガ』(ABCテレビ)の第6話。
カイル(CV:内田雄馬)の前世では、ゼントスとの交流があったようで⋯⋯。
―やはり強いな。さすが2番隊隊長、ゼントス⋯⋯。
そう、心のなかで呟くカイルは、
「なぁ、降伏してくれないか? あんたを死なせたくない」 と、ゼントスに言う。
もちろん、そんなことをゼントスが聞くわけもない。
カイルがこんな事を言う理由は、やはり前世にあるようだ。
「オレはこれまで国のため、王家のために剣を振るってきた。だが、命を捧げた祖国はもうない。今はおのれのために剣を振るうのみ。解き放たれた気分だ」
前世では、そう語っていたゼントス。 こうして二人は、良き戦友として、ともに魔族と戦ったのだ。
信頼するゼントスとの戦い。本当は、ここで戦友を失いたくはない。しかし、討たれるわけにもいかない。
―すまない。オレにはどんなことがあろうと、何をしようと守りたいものがあるんだ。本当は、そのなかに、お前もいたんだけどな⋯⋯戦友⋯⋯。
前世で、魔法剣士としての戦い方をゼントスから教わっていたカイルの刃は、ゼントスの一手先を読み、決定的な一撃を与えて勝負を付けたのだった。
しかし、息絶える前にゼントスが呟いたひと言に、カイルの頭の中には、ある疑惑がよぎる。
カイルがゼントスを足止めしているうちに、ミレーナ王女(CV:前田佳織里)は、カレナス王子を捕縛!
「これでお家騒動も決着だな」
と喜ぶセラン(CV:下野紘)と合流し、無事王都へと戻ったカイルたち一行は、王宮で歓待され、王から、勲章を授かる。
人族の希望
剣を極めし者
そして、英雄―
さまざまな呼び名で称される大英雄が、今、まさに爆誕! カイルのニューサーガ=新しい英雄譚が始まったのだ。
しかしこの裏で、1人歯ぎしりをしている人物がいて⋯⋯。
前世の後悔から2度目の人生をサクセスストーリーにしようと奮闘するカイルだが、前世を知っているからこそ、使命に痛みが伴うこともまた人生の辛さか⋯⋯。
8月6日(水)深夜に放送されたアニメ『強くてニューサーガ』(ABCテレビ)の第6話では、そんな人生の機微を感じつつも、裏を読みながら着々とコマを進める爽快感も楽しめる。
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シリーズ累計100万部突破の小説(原作・阿部正行、原作イラスト・布施龍太)と、コミックスが原作の同アニメは、ABCテレビにて毎週水曜深夜2時15分より放送中!
