地下アイドルの出禁客が度重なる迷惑行為 現役弁護士が意外な助言「立川談志スタイルで」
こたけ正義感が8月3日に放送されたABCラジオ「こたけ正義感の聞けば無罪」で、地下アイドルの出禁問題に言及した。

「男性地下アイドルグループのファンが出禁を言い渡されているにも関わらず、偽名でライブのチケットを入手し、毎度スタッフと揉めている。出禁に法的な効力はあるのか。運営側は、出禁以外の処置を取ることはできのか」というリスナーの投稿を紹介。
現役弁護士でもあるこたけ正義感は「効力というか契約なんで、運営側とファンとの。例えば、ライブをします。チケットを買って、見に行きます。契約なんで、もちろん運営側にその人と契約するかどうかの自由はあるんですよ。全員一律に平等にしないといけないっていう法律があるわけじゃないんで」と説明し、運営側に契約するかを選ぶ権利があるとした。
偽名でライブのチケットを購入する行為については「理屈上は詐欺とかにあたる可能性あります」と指摘しつつも、刑事事件にすることは難しいとの見解を示した。
「出禁にして、実際に個々のトラブル、メンバーに何かあったりしたら、その都度法的な措置を取るぐらいしかできないんじゃないですか。難しいですね。運営の、ちょっと厄介な人、周りに迷惑かけたり損害与えたりするような人の対応とかね」と語った。
「昔、立川談志さんは眠ってる客とか追い出してましたからね。『出ていけ!』って言って、本当に出ていかせて、裁判になったりしてましたから。それでも談志さん、(裁判で)勝ってますからね。いいんじゃないですか。談志スタイルで」と、強気に対応すべきだと助言。
1998年12月、長野県飯田市内で行われた立川談志の独演会で、男性客が居眠りをして、談志は立腹し控室に戻った。主催者側が男性客に退席を要求。男性客は主催者側を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こした。
裁判では、男性客の訴えが棄却された。客の居眠りは程度によっては演者の意欲をそぎ、演目の続行の重大な障害になることもあるとの理由だった。
どんなものでも再現されているLEGOのスゴさや読んでいないと「人生の半分損してる」と言ってしまう漫画などについても語っている。
過去のアーカイブは各種Podcast「こたけ正義感の聞けば無罪」で無料配信中。
8月10日に放送される第18回には、ハナコ・秋山寛貴がゲスト出演する。そちらもお楽しみに!
【番組概要】
■ABCラジオ「こたけ正義感の聞けば無罪」
■放送時間:毎週日曜日22時~23時
■パーソナリティ:こたけ正義感
■メール:メールフォーム(https://cipher.asahi.co.jp/r_muzai/)よりお送りください。
■番組公式X:@muzai1008
■配信:放送終了後の毎週日曜日23時ごろ~各種Podcastにて配信
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