「オレは書かんけど、週10本ネタ書いてこい!」 M-1グランプリ2008王者 大威張りの“敏腕社長”気取り!? 衝撃の結成秘話とは・・・
M-1グランプリ2008王者のNON STYLEが、意外な結成秘話を明かした。当時バンドを解散したばかりだった井上は、自分が誘ったにも関わらず、「俺は(ネタは)書かへん」と宣言。やがて石田に「週に10本ネタを書いてこい」と命令し始めたという……!?
もともと同じ中学・高校の同級生だったという井上と石田。一緒にやろうと言い出したのは井上だったが、ネタについては当初から「俺は書かへん」と宣言していたことが明かされると、濱家は「俺の人生頼むわって言うたようなもん」と驚き。井上は悪びれることなく、「そうや」と言い放った。
コンビ結成前の二人について、石田は「俺は道端で一人でお笑いやろうとしててん。井上はバンド解散して、一人で弾き語りしようと思ってたけど、俺を見つけて、何かお前一人で道端でネタやるらしいやん。ほんならお前、漫才のネタ書いて来いや。俺がツッコんだるからって」と井上から言われたと吐露。「ストリートミュージシャンみたいなことやりたいなって思ててん」と井上が当時の心境を明かすと、石田は「ほんで俺、歌、歌いたいから、お前、ベース買ってベース練習しろやって。俺何も得してなくない?」と問いかけ、笑いを誘った。
石田が「ベース練習させられるわ、ネタ書かなアカンわ」と嘆くも、井上は「その時の一言があったからM-1優勝があんねんやないかい」と一蹴。かまいたちは「(石田さんは)別に音楽やりたいなんか言ってない」(山内)、「それやったらミュージックステーションぐらいまで引っ張ってもらわんと音楽で」(濱家)と石田に同情した。
「それで道端で漫才して、ほなら当時ね、大阪ってすごい言うて来るやんか。やいやいやいやい。ほんで腹立つから、見返したろうと思って1回音楽は置いとこうと、後々やろう」と思っていたと井上。石田の「俺ベース買ってんねんで」という言葉も無視し、「あのおっさん見返そう。漫才だけとりあえずやろうってなって、そっから漫才やるようになった」と回想。石田が「そっから週に10本ネタ書いてこいって言われて」と理不尽な要求を明かすと、山内は「自分は何にもしてないのに…」と頭を抱えたが、井上は「敏腕社長やろ!」と強気の姿勢を崩さなかった。
なお、このNON STYLEの結成秘話は、7月16日に放送されたバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)で明かされた。
