少食おじさんの博多華丸・大吉が、ただただ食べたい丼か麺を探し求める街ブラ番組『華丸丼と大吉麺』（ABCテレビ）。埼玉県〈秩父・長瀞編〉の第2回では、華大が干支をきっかけに小競り合いする展開に……！

前回、絶品ざるそばとかき揚げ、瓶ビールをいただいた華大は、腹ごなしに「宝登山神社」を訪れた。

秩父神社、三峯神社と並ぶ「秩父三社」に数えられる宝登山神社は、「ミシュラン・グリーンガイド」で埼玉県の神社としては初の一つ星を獲得した、毎年約100万人が訪れるパワースポットだ。広々とした参道に立ち並ぶ新緑の濃さは、2人が４Kでの視聴をお勧めするほどだ。

横並びで仲良く参拝し、御朱印を授かった。そこで、宝登山神社では「お犬様」が神様のお使いだと知り、戌年生まれの華丸は突然親近感を抱いたようだ。

そして大吉に「亥年だからってすねないでよ」とニヤニヤと絡み始める。華丸と大吉は同級生だが、大吉が早生まれのため、干支が違うのだ。

華丸に「亥が（祀られて）いないからすねてやがる」と決めつけられ、大吉は「干支でそんなすねんし」と苦笑するしかない。すると華丸が唐突に、「いつも亥には悪いなと思うんよ」と、亥を可哀想な干支扱いし始めた。

「十二支で言うとさ、俺ら（戌）の前には山ほどおるけど、後ろ走ってるやつは唯一、亥。振り返りゃ、亥しかおらんのよ。亥には悪いなと。『ごめんな前行って』」と戌目線で熱弁を振るう華丸に、大吉の苦笑いが止まらない。

大吉が「亥は俯瞰で見てるから。前に全員おるから」と、別に謝られる必要はない旨を告げると、華丸に「殿（しんがり）いうやつでしょ」と言われ、大吉はまんざらでもない表情になり、小競り合いは一件落着。仲良く茶屋の方へ歩いていくと……。

何かを見つけた華丸が両手をパンッと叩き、「ただ私はちょっと、神社の方に言いたいんですが」「犬の神様に対してこれはどういうことですか！」と掲示板に物申す！　面倒臭いおじさんの出現に、またしても大吉が苦笑い。

大吉が「犬の神様やからよかれと思ってワンちゃんを連れてくる人があまりにも多いから、『あ、そういうのは違うんです』と。『他の参拝客のこともあるから、ご遠慮くださいね』と」と丁寧に言い聞かせる。「犬は祀っているけれど、そういうことではない、と。まあまあまあまあ、寛大な心で受け入れましょう」と九州男児らしく納得する、戌年代表の華丸だった。

戌年代表と亥年代表の仲のいい小競り合いの模様は、６月22日に放送された街ブラバラエティ『華丸丼と大吉麺』（ABCテレビ）で紹介された。TVerでも無料配信中。