中村アン&小澤征悦がW主演! “キレる妻”と“残念な夫”が家族の形を問い直す!?新ドラマ「こんばんは、朝山家です。」

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ABCテレビが2025年7月期に送る連続ドラマが、本枠初となるホームドラマ『こんばんは、朝山家です。』(日曜よる 10 時 15 分~全国ネットで放送)に決定! 今作が初共演となる中村アンと小澤征悦が夫婦役でW主演を務めます。脚本は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞し、連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)を手掛けた足立紳が自身の連載日記『後ろ向きで進む』をベースに執筆。“キレる妻”と“残念な夫”という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく、一家奮闘の物語です。

“キレる妻”vs“残念な夫” 日々勃発する衝突と容赦ない罵倒が視聴者の共感を呼ぶ!?

前代未聞のホームドラマ誕生!

本作でその赤裸々な日常が描かれる朝山家は、夫と妻、子ども二人の、外から見れば普通の4人家族。しかし、その内情は…。

国民的ドラマを手掛ける脚本家の夫は、自分が認められることに必死のあまり、家事も子育てもないがしろにして、エゴサーチに時間を費やしてしまう人物。そんな“残念な夫”を、現代を代表する脚本家へと育て上げたのは、売れない頃から経済・精神の両面で支え、家事・育児も担ってきたスーパーウルトラな妻だった。まるで朝ドラの主人公のような妻。しかし、家では“残念な夫”へのイライラが止まらず、日々“キレる妻”と化していた…‼︎

外では立派でも、家庭内ではダメ人間。そんな夫を妻は、気持ちいいほどの正論で罵倒。とはいえ、決して見捨てることはなく、夫の「映画監督」になるという夢を叶えるため懸命に動くが、その間も子どもたちをめぐる問題は待ったなしに発生。特効薬も一発逆転もない家族の悩みは、日々解消どころか増えていく一方です。そんな毎日を、挫けず諦めず、衝突を繰り返しながら乗り越えていく家族の姿には、いつしか不思議と共感が! 不恰好で滑稽で愛すべき人間たちの集合体「朝山家」の奮闘ぶりに目が離せなくなりそう。

初共演の中村アンと小澤征悦がW主演で夫婦役に挑戦!

ドラマの中ではぶつかり合うばかりの妻と夫を演じるのは、今作が初共演となる中村アンと小澤征悦。

ゴールデン・プライムタイムの連続ドラマでは初主演となる中村は、出来の悪い夫を激しい叱咤で導く、朝山家のリーダー・妻の朝子役に挑みます。一方の小澤は、妻のおかげで才能が花開いたクリエイター・賢太のがっかりな夫ぶりを、巧みな演技で披露。W主演の二人が力を合わせて、息の合わない衝突夫婦の不協和音を奏でます。

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中村アンコメント

Q.今回の作品が決まった時の感想を教えてください。

これまでは自分の実体験や経験をお芝居に活かすことが多かったのですが、今回は”お母さん役”。私自身、まだ結婚や子育ての経験がなく、本当に未知の世界で、その不安を監督にお伝えしたところ、「わからなくていいんです」と言っていただき、とても心強かったです。

“家族”の物語には強く興味があったので、お話をいただいたときは「これはチャンスだ!」と思い、とても嬉しく飛び込ませていただきました。

Q.小澤さんとは初共演となりますが、印象は?

小澤さんは本当にユーモアのある方で、現場ではリラックスできる雰囲気を作ってくれます。

私が演じる朝子は賢太に対して、かなり強い口調で言葉をぶつけることが多い役なのですが、小澤さんは気を遣わせないようにドンと受け止めてくれる、とても優しい方です。

小澤さんが醸し出す雰囲気にとても助けていただいていますし、賢太役が小澤さんで本当に良かったです!

Q.視聴者へのメッセージ

私は結婚や子育てに少し理想を抱いてしまいますが、

この作品を通じて“家族の現実はそんなに甘くないのかも”と感じました(笑)。

それでもやはり羨ましさもあり、「家族って素敵だなぁ」と思います。

朝子を全力で演じますので、ぜひご期待ください!

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小澤征悦コメント

Q. 今回の作品が決まった時の感想を教えてください。

足立監督から企画書をいただいて読んだときに、面白そうな家族のフワッとした優しいお話みたいな感じがしてすごくいいなぁと思ったんですけど、台本をいただいたら台詞量がえぐくて(笑)ふたりの夫婦のかけ合いというか、喧嘩なのか、そういうのも含めて結構あるので。(中村アンさんとは)待ってる時にふたりでセリフ合わせたりしています。試行錯誤しながら頑張ろうと思ってます。

Q.中村さんとは初共演となりますが、印象は?

中村さんは今回初めましてですが、実際にお会いして色々お話させてもらったりすると、すごく心がやわらかい人なんだなというのを感じます。やわらかさっていうのは、自然に人が集まってきちゃうような。今回役名が朝子ですけど、朝がすごい似合う感じの、そういうプラスのエネルギーみたいなものがすごくある方だなと思って。朝子は中村さん以外ありえないんじゃないかなと思っています。

Q.視聴者へのメッセージ

「この家族を描くことによって、世の中にはいろんな人がいるんだなっていうことを伝えられたら」っていう、脚本家である賢太のセリフがあるんですけど、まさにそうだなと思っています。朝山家というひとつのちいさな家族の話なんですけど、見ていただいたみなさんが、こんな人いるな~とか、知ってる知ってる、俺もそういうことあるよね、こんなことでウジウジしちゃったりとか、喧嘩しちゃったりとか、もうどうでもいいことなのに、なんかその気持ちわかるなぁって共感できるお話だと思うんです。もしかしたら自分の家族の話かもしれない、っていう目線で見ていただけたら、より深くこのドラマを楽しめるんじゃないかなと思ってます。

ドラマ イントロダクション

朝山家は、脚本家として売れている夫の賢太(小澤征悦)、夫が所属する事務所で社長を務める妻の朝子(中村アン)、高校1年の長女・蝶子と小学6年の息子・晴太の4人家族。

その日、賢太は、執筆した朝の国民的ドラマ『ムキムキ』初回放送の朝を、家族と一緒に見ようとそわそわしながら迎える。しかし、居間には賢太以外、誰の姿もない。発達障がいの特性から朝が弱い晴太はぐずって起きてこず、朝子はそんな晴太の世話と家事、そして仕事に出かける準備で大忙し。反抗期的不機嫌さがデフォルトの蝶子に至っては、そもそも興味の対象外だ。一世一代の日をさみしく迎える賢太。だが、それは朝子から見れば、夫が日がな一日エゴサーチに明け暮れる、悪夢のような一日の幕開けだった!

子どもの面倒も見ず、自分の承認欲求を満たすためエゴサーチに没頭する賢太と、そんな賢太を長年夢見る映画監督としてデビューさせるため、家庭と仕事を切り盛りしながら営業に勤しむ朝子。どこまでも自己中心の夫と、そんな夫にキレまくりながらも自分以外のことを優先する妻の、愛しくも奇妙な家族の物語が始まる。

「こんばんは、朝山家です。」

2025年7月6日スタート 毎週日曜よる10時15分~

★放送終了後、TVerで見逃し配信あり

【キャスト】

主演  中村アン 小澤征悦

脚本  足立紳

原案  足立紳・足立晃子 

『ポジティブに疲れたら俺たちを見ろ〜ままならない人生を後ろ向きで進む〜』(辰巳出版)

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