ねる流! 運転の楽しみ方
こんにちは!日本一陽気なオフィスレディ喜多ゆかりです。
今回は、桐谷健太さん主演、20年間消息不明だった謎の男と夢を失った若者たちが腐った大人を叩きのめす不屈の復讐エンターテインメント『いつか、ヒーロー』(ABCテレビ・テレビ朝日系列 毎週日曜よる10時15分 TVer、ABEMAで見逃し配信)に出演されている長濱ねるさんのインタビュー前編です。

長濱さんがこの春チャレンジしたいこと、そして、ねる流!?車の運転の楽しみ方についてお聞きしました。
――「いつか、ヒーロー」の撮影現場の雰囲気はいかがですか?
年齢・キャリア共にベテランの先輩方が多く、皆さん共演経験があるとのことで信頼関係も素晴らしくて、心地よく身を委ねて臨めています。
――確かに主演の桐谷健太さんって、その場にいらっしゃるだけで包容力がありますよね!
桐谷さんは相手が居心地良くお芝居が出来るだけではなく、作品全体のことをずっと考え続けてくださっています。私は、ついつい自分の役について「今この場面で、ゆかりはこんな感じかな」と演じてしまうのですが、桐谷さんは毎シーン私にも手を差し伸べて、「ゆかり、こんな感じじゃない?」とか「1回やってみて、ちょっと違和感があったらブラッシュアップしよう」など声を掛けてくださるので、チャレンジをしやすい現場になっています。

――「いつか、ヒーロー」は、“悪”の描き方が面白いですよね。
悪とされるキャラクターたちがとても丁寧に描かれているので、そこに対しても感情移入をしやすいです。現実世界で自分が見えている世界は本当に正しいのか、自分の正義を持って生きているけれど、周りからすると自分が悪かもしれない。そういう人間のリアルと、この世の中の真理に切り込んでいる作品だと思います。
――新年度、新たにチャレンジしたいなと思っていることはありますか?
両親と遠方へ旅行に行ったことがないので、新年度をきっかけに両親を旅行に連れていきたいです。

――最高の親孝行ですね! 歳を重ねるにつれて親って自分にこんなに色々してくれてたんだって、改めて気づくことありますよね。
今回のドラマの中で桐谷さんが演じる赤山に20年ぶりに会ったシーンのときにも感じたのですが、子供のときは、親はカッコ良くて、何でもできる大人に見えました。自分が20代になり30代に近づいていくにつれ大人と子供の境ってないのだなと気づきました。子供のまま地続きで生活していて、大人も悩みながら間違えたり、情けない瞬間もあるということを今回の作品の赤山を見て思いました。その影響で、両親へのリスペクトがより強くなりました。
――車を運転されるんですよね? 大変失礼ながら、そういうのは苦手なのかなって思っていました!運転は、お上手なんですか?
運転するという話をすると、意外だとよく言われます。ドライビングは上手では・・・ないです(笑)。高速道路の渋滞が好きなんです。高速道路は他の車が速くて怖いのですが、渋滞しているとゆっくり走れるので。

――高速の渋滞ってイライラしそうですが・・・
友達と遠出したときに渋滞するとイライラしたりしてしまうかもしれませんが、一人だと特に何も気にしなくていいのでその時間を楽しんでいます。飛行機に乗って、一人旅をすることも好きです。ヨーロッパに行ったときは美術館を巡ったりして、あとはホテルに籠ってます。
――それじゃ、日本にいても一緒では(笑)!?
子どもの時から、空港とか飛行機が好きで、その移動だけで満たされるんです。長く飛行機に乗っていることが楽しいので、もう着いてしまったら、やることは日本にいるときと一緒ですね(笑)。

――着いた時点で目標達成みたいな?
はい、目標達成・ストレス発散は完了してるので、あとはホテルで台本を読んだり、YouTubeを見たりして、ダラダラしています(笑)。
(後編に続く)
ドラマ『いつか、ヒーロー』は、ABC・テレビ朝日系列で毎週日曜よる10時15分放送。放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信。
メイク/Nozomi Onda(TRON) 衣裳/Yudai ICHINOSAWA(TEN10)
▼筆者プロフィール 喜多ゆかり 元ABCテレビアナウンサー。現在は“日本一陽気なオフィスレディ”として取材・インタビューなども執筆。
