「甘い・・すっごく甘い!」悔しさから150以上の農園を巡って探し出した!?今話題のあの野菜を使った一皿に競泳元日本代表の寺川綾が大興奮!
4週でワンディッシュ(一皿)のおいしさのヒミツを追いかけるこの番組。
今回はロンドン五輪競泳銅メダリストの寺川綾さんが1時間蒸すことで甘みを凝縮した“ナポリ風キャベツの蒸し煮”を味わった。寺川さんが目を丸くしたこの一皿に秘められたストーリーとは・・?
#1 RISTORANTE Borgo KONISHI
「キャベツをたっぷり入れたお好み焼きが大好き」と語る大阪出身の寺川さん。そんなキャベツ大好きな寺川さんが訪れたのは奈良市にあるイタリアン「RISTORANTE Borgo KONISHI」。一見キャベツ料理に見えないようなおしゃれな一皿“ナポリ風キャベツの蒸し煮”を食した。「これ・・キャベツですか?」と驚きつつ、一口食べると「すっごいキャベツ!すっごく甘い!」と大興奮。シェフの山嵜正樹さんは「奈良の市場で見つけた“寒玉キャベツ”を主役にするために考えた料理」と誕生秘話を明かした。「1時間以上蒸すことで甘みを引き出している」「“寒玉キャベツ”に出会わなければこの一品は完成しなかった」と語る一皿には素材を生かしたシェフの創造が詰まっていた。
<紹介したお店>
RISTORANTE Borgo KONISHI
#2 奈良のうまいものプラザ
寺川さんが食した“ナポリ風キャベツの蒸し煮”。この一皿の主役である“寒玉キャベツ”に山嵜シェフが出会った場所は「奈良のうまいものプラザ」。奈良県の地元食材を取り揃えているお店だ。店長の堂土健一さんは「昔『奈良にうまいものなし』と言われてすごく悔しかった」「(奈良県に)美味しいものがたくさんあることを知ってもらいたい」と熱く語った。堂土さんが野菜の仕入れのために訪れた農園はなんと150以上!さらに、作っている農家に直接会えるバスツアーなども企画しているんだとか。“寒玉キャベツ”には堂土さんの奈良食材への情熱があった。
<紹介したお店>
奈良のうまいものプラザ
https://narano-umaimonoplaza.com/
#3 益田農園
「奈良のうまいものプラザ」で堂土さんが販売している“寒玉キャベツ”の特徴はずっしりとした重さと大きさ。この“寒玉キャベツ”を育てているのが奈良県五條市の農家の益田吉仁さん。「五條市の寒暖差で(気温が)温かい時はキャベツが大きくなるし、寒い時は凍らないようにキャベツがギュッとなり、糖度が上がる」と美味しさの秘密を教えてくれた。さらに、お米からできた肥料を使って土づくりをしているという。「直接買いに来てくれる方の笑顔を見るのがとても嬉しい」と目を細めながらも「納得してもらえるキャベツ作りを目指していきたい」と想いを語った。
<紹介した農園>
益田農園
#4 東洋ライス
“寒玉キャベツ”を育てる土づくりに欠かせない肥料の原料はお米からできていると教えてくれた農家の益田さん。その肥料を探るために訪れたのは和歌山市のお米の工場“東洋ライス”。広報の戸張泰佑さんが「お米を無洗米にするときに出てくる『とぎ汁成分』を研究した結果、土を元気にする成分(窒素・リン酸・カリウム)があった」と教えてくれた。本来捨ててられるはずだったお米のとぎ汁成分(肌ぬか)を肥料として活用していたのだ。
一皿に込められたストーリーを知った寺川さんは「よりありがたさ、おいしさ、愛情を感じられる」と目を丸くして語った。
<紹介した会社>
東洋ライス株式会社
ワンディッシュ(=一皿)に込められた様々な人たちの思いを深堀る『ワンディッシュ ~「おいしい」の向こう側~』は毎週日曜午後7時54分~7時58分、関西ローカルで放送中。
次回ゲストはタレントで俳優の白石美帆さんです!!
