「こどもの幸せ第一優先」部活動廃止に担任制度撤廃…!?学校改革が進み過ぎる!?「川西市」の魅力に迫る
12月23日(月)の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(ABCテレビ)は、人気企画「岡村に住んで欲し過ぎる街」シリーズの“川西市編”を放送。川西市唯一の「名誉市民」の称号を持つ古田敦也や「川西ふるさと大使」の小田井涼平ら、川西っ子たちが魅力をPRした。
宝塚と伊丹に隣接する川西市は大阪から電車で20分と好アクセスだが、梅田の街で聞き込みを行っても「なんもなさそう」「駅名を見るぐらい」と知名度が低め。しかし、実は今年で市制70周年を迎えることもあり、史上最も「熱盛(アツモリ)」な年にするため奮闘しているという。川西市の越田謙治郎市長は、岡村を「かわにし広報宣伝部長に任命します!」と前のめりに提案。岡村の移住を持って、70周年の取り組みも完成すると熱血プレゼン。
そんな越田市長のモットーは「こどもの幸せ第一優先」。掘れば掘るほど魅力的過ぎる川西カルチャーのひとつとして、進み過ぎる学校革命が紹介された。たとえば、中学校の部活撤廃に向けて取り組んでいるという。岡村も「部活はなくならん方がいいんちゃう?」と心配を寄せたが、部活の機会をなくすのではなく、学校単位の部活をなくして、いろんな学校の生徒が集まる地域クラブ化を目指しているという。学校の先生が部活の顧問をするのではなく、大学生など現役のプレイヤーから指導を受けることで、先生の放課後の負担を減らし、生徒たちはより専門的な技術を学ぶことができるようになる。このアイディアにはなるみ・岡村も感心。
さらに、一部小学校では担任制度を撤廃して、2週間単位で担任が入れ替わる仕組みを試験的に導入。いろんな先生が入れ替わることで、先生と生徒の関係悪化を防いだり、長期にわたって学級が落ち着くことを目指す。また授業1コマを5分短縮して下校時間を1時間早めることで、遊びや習い事に時間を使えるように取り組むなど、最新の学校改革に親世代も子どもたちも歓喜。川西以外の従来の方針には戻れないと明かす。
象徴的なお祭りとして、猪名川花火大会のほか、毎年4月には時代衣装と馬の行列が市内を歩く「清和源氏まつり」を紹介。ぎょうぶ・為国は、自身の苗字が平家の末裔に由来しているため祖父に「源氏の祭りに行くな!」と止められて参加したことがないと明かし、スタジオを驚かせた。
ほかにも、フィンランド発祥のスポーツ・モルックの聖地として競技場が建設されていたり。幼稚園児からおじいちゃんおばあちゃんまで知っている、市のゆるキャラと運動する「きんたくん体操」など、川西っ子にとって馴染み深過ぎるローカルカルチャーが続々登場。SNS上では「川西市好きにとっては特濃の1時間」「行ったことなかったから行ってみたい!」「きんたくんも出てるw」と話題を集めた。