ファーストサマーウイカ 「オタクなんです・・・」自分でチケットを買って密かにお笑いライブに通う推しの芸人とは!?

こんにちは! 日本一陽気なオフィスレディ喜多ゆかりです。

今回は、比嘉愛未さん&岩田剛典さんW主演で話題のラブサスペンス『フォレスト』(ABCテレビ・テレビ朝日系列 毎週日曜よる10時15分)に出演!ファーストサマーウイカさんのインタビュー後編です。

先日、Xでも話題となった歌番組での出来事や、自ら「オタクなんです」と語る大好きな芸人さんのお話もお聞きしました!

©️ABCテレビ

――サスペンスドラマの撮影中は、雰囲気を作るために共演者がお互いにお喋りしないとか聞くのですが・・・

ここだけの話、殺伐としてる現場はきっといっぱいあると思うんですけど(笑)。『フォレスト』の現場は、スタッフさんも明るい方が多くて、サスペンスドラマとは思えないくらい楽しげで、木漏れ日のようなフォレストです。

幾島鈴子役の松田美由紀さんは、撮影の合間もたくさんお話してくださいますし、素敵な差し入れで現場をさらに活気づけてくださるんです。中でもとっても美味しかったのが、長野県のレーズンバターサンド。わざわざお取り寄せしてくださったそうで、現場が騒然となるほど美味しかったです。松田さんがいらっしゃる日は、いつも以上に楽しくて明るいですね。

――いつも、ウイカさんのお衣装素敵です。今日の衣装もウイカさんしか着こなせない!

ありがとうございます! バラエティ番組に出るようになって、個性的なスタイリストさんを探したいなとSNSをチェックしていたら、事務所の先輩であるマナカナさんの衣装が本当に可愛くて!ぜひ担当のスタイリストさんを紹介してほしいとマネージャーさんにお願いしたんです。プライベートでは、大阪で活動していたころこそ結構派手な服を着ることも多かったのですが、今は意外と落ち着いた感じの服を着ていますよ(笑)。

©️ABCテレビ

――先日、歌番組でアシスタントもされているのを拝見しました!

実は、生放送でMCをさせていただくのは初めてだったんです。しかも今田耕司さんのお隣りという。今まで、本当にたくさんの方がやっていらっしゃる位置だったからいろんなプレッシャーありましたけど、気がついたら終わっていました。

――ウイカさんがメインで歌われた「河内のオッサンの唄」、最高でした!!!超カッコよかったです!

ありがとうございます!(笑)

――あのとき、後ろでコーラスをされていて紅白歌合戦にも出場した“こっちのけんと”さんに、ちゃんとカメラが向くように動かれてましたよね?

お気付きでしたか!あれ、実はアドリブなんです(笑)。 リハーサルでずっと私を中心にしてカメラが動いていたので、歌ってないときにも私にカメラが向いていて、「あれ?そこは私ではない方がいいのでは?」と思い、コーラスで歌ってくださっている“こっちのけんと”さんたちがいる方へ自分から入っていきました。

©️ABCテレビ

――そういう細やかな気遣いは、幼い頃から?

いや、そんなことないと思います。中学のときに吹奏楽部に入って、「集団行動の中では適材適所で個々に役割がある」ということを知って。部長とかパートリーダーのような役職もそうだし、肩書きはないけど切込隊長とかメンターみたいな人とか、みんな何かしらポジションがあるなって。

他人をラベリングしたいというより、集団の中の足りない要素を補いたいという気持ちが今に至るまでずっとありますね。何が必要か、何をやれば、より大きく作用するかを考えると、隙間産業ができたり、自分のポジションも探しやすくなりました。気遣いと言っていただけるのも、そういう中で得た俯瞰思考のおかげかもしれないです。

【インタビュー前編 「やっててよかった!」と思った意外過ぎるアルバイト経験!?】

小学校の頃は、自分で脚本を書いてクラスメイトに声をかけオリジナルの劇を作って、それを学級会で発表するなど、ワンマンではないですけど、むしろ人を巻き込んでいって自分のやりたいことを人に手伝ってもらうみたいなタイプでした。でも、吹奏楽部や劇団を経て、自分はそっちのタイプではないというのが見えてきて、ここに何がないとか、ここなら自分の能力が生きる、というところを見つけるようになりました。サッカーでいうボランチ?私が一番憧れるポジションなんです。

自分は器用貧乏で持たざる者、凡人でエースストライカーではないと気づいた時期があって、そこからはポリバレント(複数のポジションや役割を担える能力・人材)で、頼れるボランチのようなポジションを目指そうと、どんなジャンルのお仕事でもそれは心がけています。

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――お笑いも大好きなんですよね?特にヤーレンズのお2人がお好きで、ご自身から一緒にラジオやりたいっておっしゃったとか・・・

言ってないですよ! ちゃんとしたオタクなんで(笑)。むしろ、好きすぎてTBSラジオの方からヤーレンズさんの番組が始まる際、初回ゲストのオファーをいただいたんですが、断ってしまったんです・・・ 「記念すべき初回。大事な最初のゲストに私はふさわしくないです。恐れ多過ぎます。」と、謹んで辞退させていただきました。でも、タレントとしてはめちゃくちゃ出たい(笑)。 オタク的判断で、初回以外なら問題無いと思ったので、番組が馴染まれた数ヶ月後に再度ご依頼いただいて出演させていただきました。

今は昨年秋から始まったABCラジオ「ツギハギ月曜日 ~ヤーレンズのダダダ団!~」で団員No.1として準レギュラーパートナーとしてご一緒させてもらっています。「ダダダ団」はヤーレンズさんの複数あるラジオ番組の中でも、たくさんメールを読んで答えてくれる稀有な番組ですのでオススメです(笑)。 

ネタライブも劇場や配信でこまめにチェックしていますが、お二人のフリートークも素晴らしいです。ずっとお二人のラジオが続いてほしいので、最近は「何か会社を立ち上げて、社長となり彼らの番組スポンサーになれないだろうか」という思考が芽生え始めました。真のファン心理に辿り着けた気がしています(笑)。

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――最後に『フォレスト』の見どころをおしえてください。

どう展開していくのか、出演者である私も現場で驚くことがいっぱいなんです。さまざまな嘘が重なって謎が深まり、ずっと全員怪しいです。また、恋人同士の共感できるすれ違いや恋愛模様もぜひお楽しみください。最終話のギリギリまで波乱が巻き起こりますし、私演じる真琴役も今までにないキャラクターなので、ぜひ見ていただきたいです。

ドラマ『フォレスト』は、ABC・テレビ朝日系列で毎週日曜よる10時15分放送。放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信。

スタイリスト 近藤伊代/ 衣裳協力 VIVIANO

▼筆者プロフィール 喜多ゆかり 元ABCアナウンサー。現在は“日本一陽気なオフィスレディ”として取材・インタビューなども執筆。

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