『ポツンと一軒家』77歳のご主人!出産時期はほぼ徹夜⁉結婚生活52年夫婦が北海道で育てるのは…

©️ABCテレビ

北海道東部にポツンと佇む一軒家には、77歳の男性が75歳の妻と夫婦水入らずで暮らしている。家の裏側には広大な牧場があり、そこには体重が1トン近くの巨大な動物の姿が! その動物の出産時期になると、77歳男性はほぼ徹夜になるという。その動物とは……!?

【動画】牧場経営77歳男性の若かりし頃に「かっこいい!」「イケメン!」 スタジオから黄色い声が!

©️ABCテレビ

北海道の“ポツンと一軒家”夫婦が牧場で行っているのは、ばんえい競馬の競走馬の繁殖だ。ばんえい競馬とは、重りを乗せたソリを馬に引かせて障害コースを走らせるレースのこと。かつて夫婦は、自宅裏の厩舎で繁殖牝馬を5頭飼育していたが、高齢による作業の負担から頭数を削減し、現在は「サクラセンショウ」という10歳の牝馬1頭のみを育てている。

©️ABCテレビ

2歳のときに1年間レースに出たサクラセンショウは、出走24レース中優勝が3回、2着が2回、3着が1回という成績だった。現在は引退して、生まれ故郷であるポツンと一軒家夫婦の牧場に帰ってきて、繁殖牝馬として暮らしている。体重が1トン近くある立派な体は現在妊娠しており、2025年3月に出産予定だ。

©️ABCテレビ

77歳男性いわく、繁殖牝馬を育てる中でも出産時期が一番大変だという。それは、馬のほとんどが夜間に出産するから。「産む直前になったら長椅子に寝て、馬小屋まで夜も30分置きに見に行く」ため、ほぼ徹夜だ。産まれそうになったら、「子馬の出てきた脚にロープをかけて(出産を)手伝う」が、サクラセンショウは、「見っけたときには産んでいる」らしく、あまり手がかからないのだとか。ちなみに、今まで繁殖牝馬が生んだ子馬で競馬関係者に引き取られた最高額が、350万円ほどだというのだから驚きだ。

©️ABCテレビ

結婚して52年が経つ夫婦の今の願いは、サクラセンショウの子馬が無事に産まれて、ばんえい競馬で活躍してくれること。「元気なうちはここにいようと思っている。なるべく町の中には住みたくない。ケンカしても隣に声が聞こえるようなところでは、ちょっと住みづらいなって」と語る77歳男性に、彼の妻も「私もゴミゴミしたところは好きじゃない」と同意している。たまにケンカをして、夫婦でさらに馬を飼って、畑で野菜を作り、この山でのんびり余生を過ごしたいと、夫婦はにこやかに語った。

©️ABCテレビ

なお、この様子は、12月15日に2時間スペシャルで放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)で紹介された。

【動画】現役最後に見事優勝! 手に汗握る、サクラセンショウのラストレース映像を大公開!

関連記事

おすすめ記事 おすすめ記事