「M-1」準決勝レポート 決勝進出をかけて31組が激突!
今年、記念すべき20回目を迎えた「M-1グランプリ」。出場者数は昨年より1,790組も増え、1万330組と、遂に1万組を突破した。過去もっとも苛烈をきわめることになったこの戦いを見事勝ち抜いた30組と、ワイルドカード枠で復活した1組を合わせた31組が準決勝に進出。今年も “とにかくおもしろい漫才”で「M-1グランプリ」優勝を目指し、決勝進出をかけて戦いに臨んだ。
準決勝のMCを務めたのは第1回から予選のMCを務めるはりけ~んず。これまで予選を見続けてきた2人だけに今回のエントリー数に「歴史を積み重ねて、今年のエントリーはなんと1万330組!」と喜びもひとしおの様子。
<ベストアマチュア賞>エントリーNo.589「乙女ブレンド」
準決勝ではまず「ベストアマチュア賞」を発表。選ばれたのは筑波大学4年生のコンビ・乙女ブレンド。2人は「この賞が誰になるのかずっとドキドキしていました」「授業中に受賞のメールがきたので声を出さずに天を仰ぎました」とコメント。
<ナイスキッズ賞>
エントリーNo. 263「蛍光灯」
エントリーNo. 4396「ラーメン猫」
エントリーNo. 4570「あわよくば」★ベストキッズ賞
エントリーNo. 7258「カットミドルベイビーズ」
エントリーNo. 8476「Ocean」
<ジモトスター賞>
エントリーNo. 260「座敷わら爺一」
エントリーNo. 351「トフィーざんまい」
エントリーNo. 3628「おやまくまさんぽ」
エントリーNo. 3950「ありんくりん」
エントリーNo. 6568「カイキンショウ」
「ナイスキッズ賞」は蛍光灯ら5組が受賞。「ベストキッズ賞」には小学生の女の子コンビ・あわよくばが選ばれた。「ジモトスター賞」は沖縄弁のネタで会場を沸かせたありんくりん達5組が受賞。その後、乙女ブレンドがネタを披露し、お笑い界隈のネタをふんだんに盛り込んだテンポの速いネタでしっかりと会場を温めた。
トップバッターは、ワイルドカード枠で辛くも準決勝に滑り込んだラストイヤーのロングコートダディ。
2度目の準決勝進出となったスタミナパンは彼女役の麻婆が相方・トシダを振り回す無邪気なボケで笑いを量産する。
4度ファイナリストとなるも昨年は決勝を逃したオズワルドの漫才では、畠中の口から飛び出した意外な言葉に伊藤のツッコミが炸裂。
初の決勝進出を狙うフースーヤはギャグ満載のネタで一気に畳みかける。
初の準決勝進出を果たしたカラタチは、アニメオタクの大山とアイドルオタクの前田がマウントの取り合い。
2年決勝から遠ざかっているインディアンスは、田渕の息つく暇もないボケにきむも負けじと早口のツッコミで応戦。
決勝は、12月22日(日)よる6時30分からABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットにて生放送。
「M-1グランプリ2024」
決勝 12月22日(日)よる6時30分~
MC:今田耕司 上戸彩
敗者復活戦 12月22日(日)午後3時~
MC:陣内智則 齋藤飛鳥