「1人でひっそり死にますよ。危ないです」 芸歴30年実力派漫才師、実は超～繊細気質だった
芸歴30年の実力派漫才師は、実は超がつくほど“気にしい”な性格をしていた！ それゆえ仲間からは、「（彼と）喋るときは、す～ごい気を付けて喋っている」「何か1個に5個6個、不満は常に持っているよね」という意見が。そんな実力派漫才師がこだわる、食事の席での気遣いや、仕事の合間の過ごし方とは……？
【動画】芸歴30年実力派漫才師、相方に対し「何も言わへんやん」「1本も飲まへんやん」
芸歴30年の実力派漫才師とは、お笑いコンビ・COWCOWの多田健二のこと。漫才だけでなく、「あたりまえ体操」といったリズムネタを大ヒットさせ、ピンでは『R-1ぐらんぷり2012』王者となった、センスの塊だ。そんな多田が、後輩である銀シャリの橋本直と食事をしながら対談することになった。
実は多田は、かなり繊細な性格の持ち主。後輩との食事では、細かい気配りがほしいという。「俺、タバコ吸わへんから。なんか、『1本いいですか？』って（後輩から）くるやんか？ で、まあ『ええよ～』って（こっちが）言うやんか。で、それ以降聞いてこーへん後輩おれへん？」「やっぱ2本目、聞いてほしいねんな～」と、多田は橋本に本音をもらした。
劇場の出番の合間の過ごし方にも、多田の繊細な性格が如実に現れている。彼いわく、「俺、自家用車で来ているから、自家用車（の中）で過ごしてんねん」「俺、人前で寝顔を見られたくないっていうのがあんねん」とのこと。とにかく1人になれる空間を確保したいらしく、劇場のトイレには、「誰もおらんといてくれ」と思っているそうだ。
これに橋本は、「それ、俺小3のときですわ。なんかウンコばれたくないから、1年生んとこウンコしに行くのと一緒ですよ」と思わずツッコミ。多田のことを、「猫みたいですね」と例えて、「車に1人でおって、トイレ見られたくないって……。死ぬとこも見られたくないでしょ。1人でひっそり死にますよ。危ないです」と心配した。
なお、多田と橋本の対談VTRは、海原やすよ ともこ司会のバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』（ABCテレビ）11月28日放送回で公開された。ちなみに多田は、「少しでも変な影響を与えたら嫌」という理由から、「今、注目している若手は誰ですか？」という質問で、名前を出さないようにしているという。対談以外でも明らかになった多田の繊細なこだわりに、「やっぱすごいな～！」「徹底していますね～！」と、スタジオ一同は思わず感心した。
