11月18日（月）の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(ABCテレビ)は、人気企画「岡村に住んで欲し過ぎる街」シリーズの「西宮vs尼崎」編。Aぇ! group・佐野晶哉が西宮出身を初公表して、強力メンバーとして西宮軍団に参加。尼崎軍団と自慢合戦を繰り広げた。

「ゆくゆくは地元の関西に戻ってきたい」という岡村隆史に、セカンドライフを過ごしたくなる街を提案する「岡村に住んで欲し過ぎる街」シリーズ。これまで33の街を紹介してきたが、いまだに住む街を決められていない。岡村の選択肢を絞るべく、阪神間を代表する２つの関西最強シティが名乗りをあげた。それが「住みたい街ランキング」6年連続で全国1位の西宮と「本当に住みやすい街大賞」第1位の尼崎。

「品がある」ところが魅力の西宮。尼崎のイメージを聞かれた西宮市民は、「ジャージで生まれてジャージで死んでいく街」と強烈な意見も。一方、古き良き下町の良さを残しながらも近年は再開発が進み街並みが大進化している尼崎は、人情こそが魅力で昼から酒場も商店街も大盛り上がり。尼崎市民からみた西宮は「気取ってる」とこちらも応戦。“ハイソ”な西宮と“人情”の尼崎が武庫川をはさんで街の魅力合戦を繰り広げる。

西宮軍団のAぇ! group・佐野晶哉は、西宮愛を伝えたいとの想いから出身地を番組で初公表。ショッピングモールの多い西宮を代表する商業施設・西宮ガーデンズには、週4〜5日は友達と遊んでいたといい、収録の3日前にも出かけたと明かした。

西宮と尼崎は教育方針も真逆。西宮は全国2番目の速さで救育施設の多い「文教地区」に制定されたほど、教育に力を入れている街としても知られる。学習塾はもちろんのこと、インターナショナルスクールも多く、少人数制のクラスで育った英語がペラペラなグローバル過ぎる子どもたちを多数輩出。

【動画】「真逆過ぎる！」西宮vs尼崎の教育方針とは？

一方、尼崎は「勉強しなくても生きていける！？」「大人を見て学ぶ」という人情教育。ボートレース場の横にはキッズランドがあり、遊びながらお金の大切さが学べる（？）とか。また世界の貯金箱博物館が子どもたちに人気で、お金を貯めることを学んだ子どもたちは、実際に駄菓子屋で計算して使って好きなものを買う・・・という実践教育も。

岡村も「川ひとつ挟んでめっちゃ対照的やな！」と関心を寄せ、なるみは「川に、それぞれのええとこどりした新しい街を作って欲しい」と選べない様子。「実際に住むことを考えると…」と前置きしつつ、岡村が選んだのは西宮。しかし、尼崎の人情味の方が肌にあっているのか、「楽しそうだから西宮に住んで遊びに行きたい」と評した。