【明治神宮野球大会2024】東京大会の打率が4割超え!キーマンとされるエース、二松学舎大附高・入山唯人選手とは!【スカイA】
第五十五回記念明治神宮野球大会が20日に開幕。
新チームになって最初の全国大会となる高校の部は各地区優勝校10校が出場。
4年生にとって学生野球最後の大会となる大学の部は代表決定戦・秋季リーグ戦を勝ち抜いてきた11校が出場する。スカイAでは全試合を生中継‼
第3日の試合の見どころをご紹介。
第1試合(2回戦)
二松学舎大附高(東京地区)vs東洋大姫路高(近畿地区)
二松学舎大附は東京大会6試合の打率が.403と打撃絶好調。中でも市原勝人監督が「キーマン」と期待する1番・入山唯人(2年)は6試合全てで安打を放つなど28打数14安打。半分の3試合で3安打以上を放った。ほかにも3番・宮本修祐(2年)、6番・花澤莞爾(2年)、7番・熊木涼太(2年)の2人も6試合全てで安打を放っている。東京決勝でサヨナラスクイズを決めた根本千太郎(1年)は出場しないときはベースコーチとしてチームを鼓舞するムードメーカー。彼の声にも注目だ。投手陣は背番号11の河内紬(2年)から背番号1の及川翔伍(2年)へのリレーが必勝パターン。
東洋大姫路は1回戦を10安打10得点で5回コールド勝ち。高校初本塁打を放った5番・高畑知季(2年)は「ホームランボールは寮の部屋に飾りたい。いつも応援にきてくれる両親」にも見せたいと笑顔で話した。1番・渡邊拓雲(2年)も2安打と好調で2回戦でも打線がつながるか。エース阪下漣(2年)は5回を投げてわずか44球。中1日で再び先発するか、それとも左腕・末永晄大(2年)ら他の投手陣が登板するか?
第2試合(2回戦)
東海大札幌高(北海道地区)vs広島商業高(中国地区)
夏の甲子園優勝6度を数える広島商は神宮大会初出場。中国大会では準々決勝で左腕・徳永啓人(2年)が開星を1失点に抑え完投。準決勝と決勝では徳永が先発でゲームを作り、背番号1の右腕・大宗和響(2年)がリリーフした。東海大札幌が1回戦で左投手に苦しんだだけに徳永がどのようなピッチングができるかがポイントになりそう。攻撃では主将の西村銀士(2年)が中国大会全4試合で安打を放っている。
東海大札幌は1回戦で1回に4番・太田勝馬(2年)のタイムリー三塁打などで挙げた3点を守り切った。先発した左腕・矢吹太寛(2年)が58球、2番手の右腕・高橋英汰(2年)は49球。無失点でつないだWエースが中1日でもう一度躍動するか。 (スポーツライター・松倉雄太)