「しぬ」「エモ~」緊張の初回からギャル語満載!?『みっくすっ。~ゆいちゃみの世界救っちゃいまーす~』初回密着レポ
ABCラジオで9月30日(月)からスタートした深夜の生放送「みっくすっ。」アイドル・お笑い芸人・タレントなどなど様々なジャンルのパーソナリティがお届けする何が起こるかわからないバラエティプログラム。映像配信サービス『OPENREC.tv』とタッグを組み、地上波・radikoでの生放送に加えて、『OPENREC.tv』では映像付きのライブ配信もお届けする。その場の書き込みや『エール(投げ銭)』でも応援ができる。パーソナリティはリスナーの生の反応を番組に活かし、ファンは投げ銭で出演者を応援できる深夜のファンコミュニティラジオを展開していく。
火曜日担当・ゆいちゃみの『みっくすっ。~ゆいちゃみの世界救っちゃいまーす~』の初回放送が行われたスタジオに、ABCラジオ『真夜中のカルチャーBOY』でもお馴染みのライター・鈴木淳史が密着。ABCラジオとギャルという前代未聞の組み合わせは、どんな幕開けを迎えるのか?
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月曜日のぺこぱ『みっくすっ。~ぺこぱのチアポンポン!~』を皮切りに、水曜日の≠ME(ノットイコールミー)『みっくすっ。~ノイミーステーション~』、木曜日のBLD『みっくすっ。~BLDのBon!Bon!Bon!~』と続いていく中、ゆいちゃみが担当する火曜日の『みっくすっ。~ゆいちゃみの世界救っちゃいまーす~』は唯一大阪から生放送でお届けする曜日となる。
深夜1時からの生放送を前に、深夜12時10分、ゆいちゃみがABC朝日放送ラジオのスタジオへと入ってくる。今年8月にPodcast30分番組として一度配信されている事もあってか、「今日も緊張~!!」と言って入ってくるが、ギャル特有の明るさ軽やかさがあるので、良い意味で全然緊張している様には見えない。まずはジングルの録音、そして生配信の撮影もある事から「不細工な顔できへん!」と大笑いしたり、大真面目な顔で「途中で水を飲めたりしますか?」などと質問したり、とにかく可愛げ抜群。ちなみに現在19歳で、ABCラジオ最年少パーソナリティとのこと。
いよいよ深夜1時、番組初回スタート。その10秒前までWピースする余裕! 番組タイトルコールどなりの時も、まだピースする余裕! 打ち合わせの時から感じていたが、いわゆる一般的なギャルの高いキャピキャピした声とは全く違って、とにかく落ち着いた低い声である。なので、緊張しているとは思えないのだが、「初めての生放送レギュラー番組なので、私の緊張をほぐすために、私の大好きな人に電話します!」と実の姉であるゆうちゃみへ生電話。普段そのまんまであろう姉妹の生電話での会話だが、これが面白い事に年の離れた世代の私でも普通に聴けてしまう。ゆうちゃみからのアドバイスは「ギャルなんで気持ちとノリと元気でいこう!」だが、やはり先述した様に落ち着いた低い声なので、ギャルの元気な気持ちとノリが自然に耳に入ってくる。
ふとスタジオの入り口を見ると、何と翌朝5時から生放送でABCラジオ『朝も早よから芦沢誠です』を担当する芦沢誠アナウンサーの姿が! Podcast番組ではゲストとして出演したという芦沢アナ。ゆいちゃみも嬉しそうに「アシピ~!!」と生放送中に呼びかける。曲が流れ出すと、芦沢アナはスタジオに入り「生放送昇格おめでとうございます!!」と激励の声を掛けていた。
スタジオから出たところで芦沢アナに話を聴いてみた。
「アシピという名前を付けてもらったら、私の朝の番組でも広まってね(笑)。彼女は世が世なら孫ですよ! Podcastならではの番組で、地上波番組を想定した作りでは無かったので、地上波生放送にはビックリしましたけど、彼女は形にハマった感じが全く無いですから、地上波での化学反応を楽しみにしています! 彼女はスタッフの大人たちが蠢く事を一切気にせず出来ますから、本当に期待大です!」
芦沢アナの言葉通り期待大でしかないし、彼女が20歳になるまでの3ヶ月限定番組と言うのもドキュメント感があってワクワクする。この日のメールテーマは、そんな彼女にピッタリな『大人になったな~』。そして、コーナー『オトナの階段のぼっちゃいまーす』も象徴的だが、とことん彼女が大人になる姿を追いかけていく。と言っても、1回目の内容は『簡単アレンジでウマさアゲアゲ!オトナの背徳深夜メシ!!』という事で、カップ麺や卵かけご飯 a.k.a. TKGを気怠くはしゃぎながら食べる等身大な企画に変わりはない。
『ポジ変!!』というハッピーな出来事を中心に紹介していくコーナーでも、超ハッピーな彼氏との出来事を話したりと何の隠し事が無いのも、彼女のチャームポイントなのかも知れない。自身も出演したドラマ『お迎え渋谷君』の裏話も聴けたりと、ゆいちゃみのキャラクターが包み隠さず紹介された初回。ところどころに出る「しぬ」「エモい!」など令和のギャル用語にも毎週注目である。『OPENREC.tv』会員限定で生放送終了後にアフタートークが聴けるのも番組の特色。全てが終わった後に感想を聴いてみた。
「凄い精神が削れた~! 19歳の精神を3ヶ月間削って頑張ります!!」
独特の表現だが、19歳のギャルが凄い精神を削りながら、3ヶ月後の20歳まで生放送されるリアルドキュメント番組を是非とも聴いて頂きたい。
(取材・文/鈴木淳史)
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『みっくすっ。~ゆいちゃみの世界救っちゃいまーす~』初回はこれまでのABCラジオにない衝撃のゆるさ!?その様子は10月8日深夜までradikoタイムフリーで聴くことができる。