自分の身体を犠牲にしてまで無茶をする女子高生（CV：鈴木愛奈）に、親友（CV：富田美憂）が大激怒！　彼女たちは互いに感情が高ぶり、やがて……!?　アニメ『いわかける！- Sport Climbing Girls –』（以下『いわかける！』）第11話で女子高生たちが繰り広げた、“号泣決意シーン”に胸が苦しくなる。

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アニメ『いわかける！』は、石坂リューダイの人気漫画シリーズが原作。東京2020オリンピック競技大会から採用された競技「スポーツクライミング」をテーマにし、2020年10月期に放送された（2024年7月から再放送中）。花宮女子高校1年生・笠原好（CV：上坂すみれ）らクライミング部の活躍が描かれる。

第11話（9月21日深夜再放送）で、花宮女子クライミング部の部長・四葉幸与（CV：鈴木愛奈）と、その親友・杉浦野々華（CV：富田美憂）の“決断”が描かれた。彼女たちの決断のきっかけは、幸与が未完治のケガを隠してクライミングの練習をしていたことだ。

異変に気付いた野々華は、「お医者さんに言われたよね？　ここで無理すると二度と登れなくなるかもって」と幸与を怒った。そして、「さよちんいつも言っていたじゃん。これからもずっと登っていきたいって！　プロになりたいって！　だったら今は無理しちゃダメだよ！」と必死で幸与を説得した。

思慮分別があって落ち着いた性格の幸与だが、このときばかりは「そんなこと、自分が一番分かっている！」「私、みんなと登りたい。私だけ登れないなんて嫌よ！」と声を荒げた。その理由は、次の大会がみんなとクライミングができる最後のチャンスかもしれないからだ。そのため焦る幸与は、「二度と登れない身体になって構わない」と言いかけた。

いつになく感情的な幸与を、野々華は泣きじゃくりながら抱き締めた。声にならない声を上げた野々華は、やがて「ダメなんだよ……！」「今回は副キャプテンの野々が、みんなを優勝まで連れていってみせる！　だから……！」と、再び幸与を説得。そんな野々華の本気の思いを、幸与は涙ながらにようやく受け止めて、みんなのサポート役になる決心を固めた。

幸与と野々華の“号泣決意シーン”に、多くの視聴者がもらい泣きしただろう。2020年放送当時もX（旧Twitter）上には、「部長を止めるためにガチ泣きする野々華ちゃん、優しいなぁ」「部長が大会に出るのを止める野々華ちゃんに感動した！」「幸与も最後の大会一緒に登りたかったんだな……それでも本人のために止める野々華も良かった」といった声が続出した。

また、野々華役を演じる声優・富田美憂を称賛する声も多かった。2020年放送当時のX上には、「富田美憂さんの演技が熱かった」「とみーちゃんのあの迫真な演技はヤバかったな……」「一皮むけた野々先輩が頼もしく、部長を止めるときの言葉になっていない叫び声、演じる富田美憂さんが最高の一言に尽きる」といった声が相次いだ。

なお、アニメ『いわかける！』は、毎週土曜深夜2時よりANiMAZiNG!!!枠で再放送中だ。