中学生で暴走族、薬物で逮捕、病気で余命半年に…情緒を揺さぶりまくる(!?)大阪はちゃめちゃロック歌手が登場
笑えて衝撃的で最後にはホロリとして……感情が大忙し? “大阪はちゃめちゃロック歌手”のライブ映像が必見のドキュメンタリー番組『金属バットのダミ声ドキュメンタリー ガラガラGO』を無料配信中
大阪の飲み屋街・地獄谷の居酒屋に住み込んで働いている46歳の男性ロック歌手。少年時代から悪さをしていた彼は、音楽と出会ってから人生が変わったという。父親の死を乗り越え、自身の大病と向き合う男性ロック歌手の“魂の叫び”が胸に響く……!
声がガラガラで酒とタバコがよく似合う46歳男性は、関西を拠点に活動するロックバンド「ペイ釣&ザ☆ヒロポンズ」のボーカリスト。中学時代に暴走族だった彼は、15歳の時にイギリスのロックバンド「セックス・ピストルズ」に衝撃を受けて音楽の道に進んだという。「ロックスター=不良」のイメージを持っていた男性は、ギターの練習よりも悪事を働くことに夢中になり、20歳の時に覚せい剤使用の罪で逮捕されたと明かした。
その後、男性は30代で警察署に勾留されていた時に父親と死別。当時を振り返った男性は、「俺が悪かったなと思って、ただ泣きました」「自分の人生、後悔ばかりですよ」と吐露した。きちんと音楽に向き合うようになった男性だが、今度は彼を病魔が襲った。なんと、ガンが肺から全身に転移し、医師から余命半年と宣告されたという。完治したわけではないが、今は病気となんとか付き合って生活しているらしい。「人生って一回しかないから、自分らしく思い切り生きることが絶対に正しい」と、男性は笑いながら語った。
そんな男性のライブ映像が公開される一幕もあった。ギターをかき鳴らしながら、はちゃめちゃな自分の人生を歌にのせて叫ぶ男性にグッとくる……! 男性が働く居酒屋の店主や常連客が、「最初からフルスロットル」「曲が明るい、詩も全部正直」と称賛するのは納得だ。
なお、この男性ロック歌手の密着映像は、7月2日深夜に放送されたドキュメンタリー番組『金属バットのダミ声ドキュメンタリー ガラガラGO』最終回で紹介。番組MCを務めるお笑いコンビ・金属バットは、予想外の感動的な最終回に「おいおい、なんやねん、いい話やんけ」「何も言うことあらへんわ」と感想を述べた。