40歳ママ、夢は『おは朝』エレクトーンのお姉さん。現役奏者・赤﨑夏実と真剣対決したら…グッとくる展開に!
小学生の娘を持つ40歳女性の夢は、『おは朝』こと情報番組『おはよう朝日です』のエレクトーン奏者になること。彼女は若かりし頃に、なんとそのオーディションの最終選考まで残ったのだとか。そんな女性が、22年越しに夢を叶えるために、現役の“エレクトーンのお姉さん”赤﨑夏実と本気で勝負した……!
40歳女性が『おは朝』のエレクトーン奏者のオーディションを受けたのは、高校3年生のとき。彼女は最終選考まで進み、なんと最後の2人にまで絞られたのだから驚きだ。若かりし頃の女性は、当時インパクトを残そうとゴリラのモノマネを披露し、スタジオを静まり返らせたという。彼女は残念ながら不合格となり、当時はタレント・谷川知未がエレクトーン奏者に選ばれた。
22年の歳月が流れ、ママになっても、女性は「一度だけでいいので『おはよう朝日です。ただいま何時何分です』とあの席で言いたい!」と夢見ている。
そこで『おは朝』は、彼女に夢のチャンスを与えるべく、同番組の現役エレクトーン奏者・赤﨑夏実と「エレクトーンのお姉さんの座」をかけた演奏対決の場を用意! 2人は、転調が多くてリズムも変則的な難曲『アイドル』(YOASOBI)で競い合うことになった。
演奏対決の審査員は、“おは朝音楽担当”音楽クリエイターの「ヒャダイン」こと前山田健一、“ミスターおは朝”岩本計介アナウンサー、“おは朝歴43年”マスコットキャラクター・朝おき太だ。審査は公平にブラインド方式で、40歳女性と赤﨑はリズミカルかつ楽しそうにエレクトーンを演奏した。
どちらの演奏も素晴らしいが、やはり現役・赤﨑の実力はスゴイ。審査員は、全員赤﨑の演奏に票を入れ、「聴いていて心が躍って『もう1曲アンコール』って思った」「リズムキープの良さとテクニックの素晴らしさ、音色の良さもありつつ、一番はやっぱり盛り上げる魅せ方を知っていること」などと称賛した。
演奏勝負に負けて、またしても夢を叶えられなかった40歳女性だが、「限られた時間の中で、やれるだけのことは自分の中ではやった」とのことで、その表情は晴れやか。「間違えへんように恐る恐る弾くよりかは間違うてもええから、いつもやっているみたいに弾こうと思って。だから、あんまり悔いはないです!」と、彼女は語った。また、練習から勝負本番までずっと女性を見守っていた彼女の娘も笑顔。頑張った母親を、「上手やった!」と褒めた。
なお、夢をつかもうと頑張る40歳女性に心打たれるこの映像は、9月15日に『おは朝』の特別番組内で公開された。同番組が放送開始45周年を記念した企画「関西全力応援!あなたの夢、叶えます」として過去に放送したものを、総集編としてまとめたものだ。