「こんだけ打てん大阪桐蔭、初めて見た」 強豪校の敗退続出で夏の甲子園に波乱…現地もネットも衝撃

8月7日から開幕した「夏の甲子園(第106回全国高等学校野球選手権大会)」に、波乱が起きている。強豪・大阪桐蔭(大阪)が、なんと3回戦に進めなかったのだ。夏の甲子園常連校や優勝候補の敗退が相次ぎ、どこが優勝するかわからない状況に、多くの高校野球ファンがザワついている。

【動画】強豪・大阪桐蔭に完封勝利した、小松大谷(石川)西川投手って何者!? 衝撃ピッチングを熱闘甲子園キャスター・古田敦也が解説

大阪桐蔭といえば、夏の甲子園5度の優勝を誇る、言わずと知れた野球の強豪校。8月14日に行われた第2試合で、大阪桐蔭は小松大谷(石川)に挑んだ。3回裏2アウト3塁で打席に立ったのは、4番バッターの3年生・德丸快晴選手だ。一打先制の場面で、德丸選手はライトの頭上へ鋭くボールを飛ばしたが、アウトに。その後も、大阪桐蔭は小松大谷の先発・西川大智投手から何度もチャンスを作るも、結局得点できなかった。

そんな中で大阪桐蔭は守備を乱し、小松大谷に痛すぎる3点を与える事態に。西川投手を攻略できないまま、0対3で完封負けを喫し、2回戦で散ることになった。なお、この衝撃的な試合ハイライトは、8月14日に放送された「熱闘甲子園」で紹介された。

アルプススタンドにいた德丸選手の祖父は、「どうしたん……!」「こんだけ打てん大阪桐蔭、初めて見た」と呆然。しかし、最後には「(快晴は)おじいちゃん・おばあちゃんを楽しませてくれたからね。それは非常にうれしかったです」と、孫の奮闘を労った。

大阪桐蔭の敗退に、試合会場の阪神甲子園球場はもちろん、ネットも大騒ぎ。X(旧Twitter)上には、「大阪桐蔭が負けた、だ、とおおおおお!!?」「大阪桐蔭が負けた……! まだ2回戦だよね……!?」「まさか。大阪桐蔭が負けるとはなああ。。小松大谷の投手がよすぎたな。。」といった声が。

敗退した強豪校は、大阪桐蔭だけでない。2017年の夏の甲子園優勝校・花咲徳栄(埼玉)、2年連続センバツ(春の甲子園)準優勝校・報徳学園(兵庫)、春夏通算4度の優勝を誇る智弁和歌山(和歌山)、2024年のセンバツ優勝校・健大高崎(群馬)なども、すでに姿を消しているのだ。

そのためX上では、「今年は軒並み名門校が序盤で敗退していく。どこが優勝するんだろう」「強豪校がどんどんいなくなってる 今回の甲子園はほんとにわからない」「今年は番狂わせの試合が多いような 強豪校が次々と敗戦」「大阪桐蔭、智弁和歌山、花咲徳栄、花巻東など、ベスト8は堅いと思われた強豪校が負けてしまった。凄いことになってきた」といった声が寄せられている。

番組情報

熱闘甲子園
8月7日(水)〜決勝戦まで放送 ※変更の場合あり ※雨天等で全試合中止時は放送休止

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