【夏の甲子園】高校野球史上最強のコンビ桑田・清原。あの夏の優勝はKKコンビの活躍だけではなかった…!第67回大会決勝【スカイA】
8月1日(木)に開場100周年を迎えた阪神甲子園球場。スカイAでは阪神甲子園球場100周年を記念して、夏の高校野球過去大会から懐かしの試合を、「夏の甲子園~熱闘の系譜~」としてプレイバック放送!人々を熱狂、興奮、感動させたあの夏を、もう一度ご覧ください。
◆1985年8月21日 第67回大会決勝
PL学園(大阪)4x-3 宇部商(山口)
清原和博、桑田真澄KKコンビのラスト
高校野球史上最強のチームを考える時に、必ず候補に挙がるのが桑田真澄、清原和博の“KKコンビ”を擁したPL学園だ。1年夏から揃って5季連続甲子園に出場。その集大成となる3年夏にも見事優勝を果たして見せた。
しかし決勝の宇部商戦は決して楽な展開だったわけではない。桑田の状態が本調子には程遠く、2回に犠牲フライで先制を許すと、味方が逆転した後の6回にもタイムリースリーベースと犠牲フライで再びリードを許す。そんな盟友のピンチを救ったのが清原で、4回と6回にいずれも同点に追いつくホームランを放って見せた。
そんな試合に決着をつけたのは清原の前を打つキャプテンの松山秀明。9回裏、ツーアウト二塁から右中間にサヨナラタイムリーを放ち、最強世代最後の甲子園に花を添えた。ちなみに桑田、清原以外にも松山、内匠政博、今久留主成幸が後にプロ入りしている。そのことも決して“KKコンビ”だけのチームではなかったことを物語っている。(スポーツライター西尾典史)
放送日時:8/3(土) 19:00~21:30
いよいよ8月7日(水)から始まる「夏の甲子園」。7月30日には聖カタリナ学園(愛媛)が夏の甲子園初出場を決め、第106回全国高校野球選手権大会に出場する全49の代表校が出そろいました。スカイAでは全試合録画放送!こちらもぜひご覧ください。