母が突然くも膜下出血に・・・野球U-18代表候補注目スラッガー「最高の恩返しがしたい」
4日(日)放送の「ぺこぱのまるスポ!」は夏の甲子園開幕直前ということで、たっぷりと高校野球企画。
高校球児のあこがれの場所「甲子園」聖地への道のりは球児によって異なります。
家族の想い、ふるさとの想い、そして仲間の想い…。
様々な想いを背負って戦う高校球児の姿を余すことなくお届けします!
「鹿児島・神村学園」⇒『U-18代表候補 注目スラッガーが親子で挑む夏』
昨年の夏の甲子園ベスト4に輝いた鹿児島・神村学園。当時2年生ながら4番打者としてチームをけん引した正林輝大選手。最上級生となって挑んだセンバツでもHRを放ち、U-18日本代表候補にも選出されている世代を代表するスラッガー!
そんな強打者を特別な想いで見守るのが、母・美和子さん。かつてソフトボール選手だった美和子さんは小さなころからキャッチボール相手として輝大選手を支えてきた。しかし、輝大選手が中学2年生のとき、母を突然の病が襲う。くも膜下出血で3日間意識が戻らず、輝大選手は病院まで駆け付けたが、現実を受け止められず、母の顔を直視することができなかった。なんとか一命をとりとめた美和子さんを支えたのは息子の野球。とにかくもう一度試合を見に行きたいと懸命のリハビリに励んだ。命を繋ぎとめたからこそ思うことがある。
「やっぱり息子の試合が生きがい!」母の声援は息子の背中を押す。「母に最高の恩返しをしたい」意気込む輝大選手の夏に迫る。
「徳島・阿南光」⇒『野球の町からみんなで聖地へ!一心同体バッテリーの挑戦』
センバツでベスト8まで勝ち進んだ徳島・阿南光。学校のある阿南市は「野球のまち」として積極的な大会開催や野球人口の拡大を目指す取り組みなどを行っている。そんな町で「地元から甲子園へ」を合言葉に集まった選手たちは、地元出身の選手が中心。中学時代、地元の野球チーム阿南シティホープで全国優勝を果たした6人の選手は県外のチームからの誘いもあるなか、阿南市に残り阿南光で甲子園を目指すことを選んだ、まさにふるさとを背負って戦う選手たち。
なかでもエースでU-18日本代表候補の吉岡暖投手やキャッチャーの井坂琉星選手はずっとバッテリーを組んできた一心同体バッテリー。チームの中心としてセンバツでも活躍し、初のベスト8に導いた。最後の夏、ふるさとを背負って戦う選手たちの姿は、阿南市の子どもたちにも希望の光となる。ずっと一緒に戦ってきた仲間と挑む夏を追う。
ABCテレビ「ぺこぱのまるスポ 高校野球ふるさとの絆SP ~あなたのおかげでここまで来れた~」前編は4日(日)午前 10:52放送。後編「北の大地から聖地を目指す!尊敬する父と戦うラストサマー」 「被災した大好きな祖父母のため!大声で戦う姿で勇気を」は同日午後 1:55放送。