ラーメン好き俳優・鈴木浩介 秋田でラーメン三昧の旅
「ゲストの旅」は、俳優の鈴木浩介が行く秋田の旅。まずは秋田市へ。ラーメン好きの鈴木が横手市発祥の十文字ラーメンが食べられる人気店「伊藤(いとう)」を訪ねる。十文字ラーメンは麺にかんすいを使わないのが特徴。焼きイワシ、煮干し・カツオ節などの魚介ダシのみを使って作る丼の底が見えるほど澄んだスープに特製の細麺を合わせた醤油ラーメン。鈴木が食を進めると、ラーメンの中に麩が入っていることに気付く。店主曰く、少しでもスープを飲んでほしいという思いからだという。
さらに気になるラーメンを訪ねて、秋田犬の故郷、大館市へ。ここは、日本三大地鶏のひとつ、比内地鶏が名物で、道の駅ひないの中にある「れすとらん 比内どり」で比内地鶏を使ったラーメンをいただくことに。出汁だけでなく、ムネとモモ2種類のチャーシュー、茹で卵も比内地鶏。甘みがあり、全て比内地鶏という一体感に「大好きな味」と大絶賛。
大館市の近くに位置する小坂町は明治時代に栄えた鉱山の街。壮麗な歴史的建造物が残っており、「高校生だったらデートで来たい場所」と鈴木のロマンチックな一面も垣間見える。ここでは明治43年落成の芝居小屋、康楽館を見学する。建物は洋風で、館内は江戸時代の芝居小屋スタイル。手動の回し舞台やせり上がりなど、様々な仕掛けに劇団出身の鈴木は感動しきりだった。
旅の宿は、鹿角市にある開湯800年を誇る大湯温泉の宿。夕食には地元のかづの牛やいぶりがっこ、鹿角の郷土料理をいただく。
翌日は、世界自然遺産の白神山地へ。ガイドさんの案内で1時間のコースを歩く。生い茂るブナの林を進みながら、400年ブナと呼ばれる巨大な倒木や湧水スポットへ。柔らかく美味しいという湧水を汲み、「この水でラーメンを作りたい」という鈴木。旅の初めに買っておいたインスタントラーメンと比内地鶏のゆで卵で贅沢すぎるオリジナルラーメンを作った。
旅の締めくくりは 市村正親に教えてもらった創業昭和9年の「レストラン真珠(れすとらんしんじゅ)」で創業当時から続くカツカレーと季節限定冷やしスタミナラーメン(辛付け麺)を食し、あまりの美味しさに、「妻にも食べて欲しい」と感動していた。
俳優・鈴木浩介が秋田を訪れた「ゲストの旅」は、6月17日放送の「朝だ!生です旅サラダ」(ABCテレビ・テレビ朝日系列/毎週土曜 朝8時から TVer見逃し配信あり)で紹介された。観ればあなたも秋田でラーメンが食べたくなるはず…!