子供ではないが、まだ大人にもなりきれない、25歳前後の悩み多き世代「アラクオ」こと「アラウンドクォーター」……。7月から放送する佐藤大樹（EXILE／FANTASTICS）の主演ドラマ『around1/4（アラウンドクォーター）』は、そんなアラクオ世代の男女の恋と葛藤が描かれる。

ABCテレビの2023年7月クール「ドラマL」枠に決まった『around1/4（アラウンドクォーター）』。原作は、作家・緒之の同名WEBTOON作品（スマートフォンに最適化した縦読み＆フルカラーの漫画のこと）だ。漫画アプリ「comico」で世界累計4300万DLを突破した人気作で知られている。

物語の中心人物は、主人公・新田康祐（佐藤大樹）らかつてのバイト仲間である男女5人。アラクオを迎えた彼らが、それぞれ「25歳の壁」や「恋の分岐点」に直面して悩んで傷つき、過ちを繰り返しながらも、自分なりの乗り越え方を見つけていく姿が描かれる。

主演を務める佐藤大樹は、EXILEやFANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマーだけでなく、近年は俳優としても活躍している。佐藤にとって『around1/4（アラウンドクォーター）』は、地上波連ドラ単独初主演作となる。そんな佐藤演じる主人公・新田康祐は、ベンチャー企業の広告代理店で働く営業マン。一見明るくてノリが良くてチャラいが、実はあることに戸惑っている。

佐藤は自身が演じる康祐の印象について、「この作品にでてくる登場人物の中だと普段の自分に一番近いと思います！（笑）」「自分が芸能界に入っていなかったら康祐のような人生だったかもしれません（笑）」とのこと。ちなみに佐藤は現在28歳。自身のアラクオ時代については、「僕の24歳は学生の役を演じる事が一番多い時期でした！」「3作品連続で高校生の役を演じて、1年間で沢山の擬似学生体験をしたので、第2の青春でした！（笑）」とコメントしている。

ちなみに佐藤は、「康祐を演じるために鍛えてきました」と役作りに意欲的。第1話のシャワーシーンを撮影する直前には、現場の片隅でパンプアップのための筋トレをしていたのだとか。彼の肉体美にも注目が高まる。

また、美山加恋、工藤遥、松岡広大、曽田陵介ら共演者たちの役どころも要チェック。4人とも主人公・康祐の元バイト仲間役を演じる。美山加恋が扮するのは、8年も付き合っていた彼氏に突然振られたヒロイン・平田早苗。「彼氏とのセックスの良さがわからないままだった」という早苗に康祐が「今からふたりで試してみる？」と言い出したことから、二人の惑いに満ちたドキドキのラブストーリーが展開していく。

工藤遥が演じるのは、もうひとりのヒロイン・橋本明日美役。年上の彼氏とラブラブな恋愛をしているが、それは実は禁断の恋で…という役どころだ。

松岡広大が演じるのは、康祐・早苗・明日美よりもひとつ年上のミステリアスな雰囲気を漂わせる横山直己役。サパークラブ（男性がカウンター越しに接客するナイトクラブ）で働いており、実は康祐たちには話さない“惑い”を抱えている。

曽田陵介が演じるのは、5人の中で最年少の宮下一真役。美容師として順風満帆そうだが、実は25歳を前に焦りと惑いを感じている。康祐を含む全員が何かしら悩みを抱えており、あなたもきっと共感できるはずだ。

ドラマ『around1/4（アラウンドクォーター）』は、ABCテレビ（関西）にて7月9日より毎週日曜よる11時55分から、テレビ朝日（関東）にて7月8日より毎週土曜深夜2時30分から放送（ABCテレビでの放送後、TVer・ABEMAにて見逃し配信あり）。