「木を切るな!」日本もエコテロリストの標的に!? “都知事選の1テーマ”明治神宮外苑再開発に抗議」
世界中で問題視されている過激な環境活動家こと「エコテロリスト」が、ついに日本へ上陸! 東京・明治神宮外苑の再開発事業への抗議として、大手総合商社の敷地内に落書きし、警視庁公安部によって書類送検された。専門家いわく、「今後、警察がマークできないエコテロリストが現れる恐れがある」らしい……!?
【動画】2010年代の悪夢再び…!? エコテロリストに詳しい専門家が“衝撃の環境テロ”を予想
大手総合商社・伊藤忠商事の東京本社敷地に、「木を切るな!」といった落書きをしたとして、6月14日に警視庁公安部は、外国籍の環境活動家の男ら5人を書類送検した。男たちが落書きした目的は、伊藤忠商事が参画する明治神宮外苑の再開発事業への抗議だ。同事業は、7月7日に投開票される東京都知事選挙においても注目の問題とされている。
これを「単なる落書き事件だから安心」としてはいけないと警鐘を鳴らしたのは、ジャーナリストの佐々木正明氏だ。佐々木氏いわく、落書き事件は「過激化していく可能性がある」らしく、さらには「今後、警察がマークできないエコテロリストが現れる恐れがある」とのこと。「欧米で活動しにくくなった活動家が日本をターゲットにする」と佐々木氏は考えており、その理由について、日本が「経済先進国で目立つから」「政府の対応が遅いから」と述べた。
日本を脅かすエコテロリストといえば、2010年頃に問題とシーシェパード」を思い出す人は多いだろう。当時シーシェパードは、日本の捕鯨調査船に化学薬品を投げつけ、衝突するなど、過激な妨害行為を繰り返した。佐々木氏は、「コロナ禍が明け、再び日本が(シーシェパードのような海外の環境活動家の)ターゲットになる」と推測し、これによって「水族館も閉鎖運動が活発化する」と考えている。
エコのためなら人間の命までターゲットにする、恐ろしいエコテロリストについてわかる情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』6月22日放送回は、動画配信サービスTVerで無料配信中。ほかにも同放送回では、先日ロシアと首脳会談を行った北朝鮮や、世界の核開発の現状についても学べる。