塚本麻里衣アナ 「ロケの日は、必ずきわどいパンツを」夫・芸人アキナ秋山さんの秘密とは!?

こんにちは!日本一陽気なオフィスレディー喜多ゆかりです。

今回は、2019年に番組の共演をきっかけに漫才コンビ・アキナの秋山賢太さんと結婚した塚本麻里衣アナウンサーにインタビュー後編。娘さんのこと、妻だから知っている秋山さんのロケ裏話、あの大物俳優さんへのインタビューで塚本アナが汗だくに!?など、色々お聞きしました。

©️ABCテレビ

――名前の漢字を「まりえ」で麻里衣って書くの珍しいですよね。

PCやスマホでドンピシャ変換できたことは一度も無いですね。

親は海外の方に呼んでもらいやすい名前にしたかったみたいで、響きを優先したんでしょうね。ローマ字で書いても「Marie(マリー)」、漢字で書いても「麻里衣(マリイ)」と読めるので、我が親ながらなかなか巧みですね。ただ、結局、日本どころか関西からも一歩も出ることなく、社会人になりましたけど(笑)

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――弟さんも学生時代ラジオ出演などされていましたよね?

弟の話ですか!?(笑)弟は、家では口数も少なくて、どこのご家庭もそうかもしれませんが思春期になればなるほど「何考えてるんだか」という感じでした。

ただ、内に秘めているものはたくさんあったようで、気付いたら友人とバンドを組んだり、東京に行って鴻上尚史さんの劇団に入ったり、大阪でラジオパーソナリティーをやったりと私より断然行動派です。

こんな子ども二人を育てた親もさぞかし出たがりなのではと思われるかもしれませんが、めちゃくちゃ普通の両親です。母は明るくておおらか。父は驚くほど寡黙です。

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――いつ頃からアナウンサーになろうと思ったのですか?

私、国語の授業の音読が大好きだったんです。ただ、自分で手を挙げる勇気は無いので、心の中で「先生!あてて!」と願っていました(笑)小学校の卒業文集にも「将来は声優になりたい」と書いていたので、片鱗を感じますよね。

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(同期入社の角野友紀アナウンサーとラジオブースにて)

そんな私が中学生のときハマったのが、ABCラジオの「ミュージックパラダイス」でした。メールを送って読んでもらい番組グッズを貰ったこともあったんですよ。スケファニー(番組特製クリアファイル)とか、そがのいるか(イルカの形をした缶オープナー)とか。ラジオパーソナリティーはABCアナウンサーなのですが、アナウンサーでありながらリスナーの皆さんにニックネームで親しまれる“近所のお兄さん”のような存在に憧れがありました。その後、サンテレビガールズや今宮戎神社の福娘としてテレビに出る機会を頂いたこともあり、小中学生のときに抱いた夢が、大学生になって具体的な目標になりました。

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――芸能人にインタビューした中で、印象に残っている方はいますか?

俳優の橋爪功さんと小林稔侍さんに割烹居酒屋の女将風に着物を着て、実際の居酒屋さんをお借りしてカウンター越しにインタビューしたことがありました。

大物のお二人にインタビューするという緊張と、慣れない着物、加えて雑音が入ってはいけないので空調を切っていたら、大袈裟でも何でもなく、滝のように汗をかいてしまいました。さりげなく汗をぬぐいながらインタビューを進めていたのですが、カウンターテーブルに汗がポトポトと落ちてしまって、さすがにお二人も無視できなくなり、小林さんが「ねぇ、一回カメラ止めてあげて。汗拭かせてあげてよ。」と止めてくださり、橋爪さんが「メイクさん、直してあげて。」とご自身のメイクさんにお願いしてくださったんです。お二人の優しさに触れて、汗の次は涙が出そうになりました。これまでたくさんの方にインタビューをして思うのは、第一線で長くご活躍されている方は皆さん本当にお優しいです。山田洋次監督にインタビューしたとき「一流の役者は、優しい人の役を演じたときに、スクリーンからその人が本来持つ優しさが滲み出る。」とおっしゃっていたのですが、まさにそういうことなんだと思います。

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――旦那さんであるアキナ秋山さんは芸人さんですが、結婚生活で「思ってたのと違う!」と思うことはありますか?

もっと飲みに行ったり、帰ってこなかったりするのかと思ってたら・・・めちゃくちゃ帰ってきます(笑)周りの人からは「旦那さん、不規則なお仕事で飲み会も多いだろうし、なかなか家にいないんじゃない?大変でしょ?」と言われることが多いのですが、そんなこともないというのが「思ってたのと違う!」かもしれません。仕事が終わると脱兎のごとく帰ってきます。

ただ、有り難いことにお休みはあまり無いので、土日に家族揃って出かける回数は他のご家庭よりも少ないかもしれません。娘には少し申し訳ない気持ちになりますね。ただ、“お休みが増える=仕事が減る”ということだと私は思っているので、土日に家族でお出かけすることへの憧れはありますが、今はそれが出来なくても大丈夫です。

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――アキナの魅力は、どんなところだと思いますか?

ネタはどんなものがあるか分からないのですが、ロケはよく見ますし、好きです。誰よりもまず相方を笑わせようとしているところが素敵だなと思います。ロケの日、夫は絶対にきわどいパンツを荷物に入れて行くんです。パスポートの置き場所は100回言っても覚えてくれないのに、きわどいパンツを持っていくことは一度も忘れたことがありません。それもこっそり履いておいて、自然に脱げるタイミング(銭湯でのロケとか、試着室から出てくるとか)がきたときだけ披露するというポリシーなので、披露できずに“こっそりきわどいパンツを履いているただのおじさん”として帰ってくる日もあります。もちろん視聴者のみなさんに笑っていただくことが一番なのですが、それ以前に横にいる山名さんに笑ってもらいたいという気持ちがあるみたいです。なので、披露できた日は私もいつもより幸せな気持ちできわどいパンツを洗濯機に入れています。

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――娘さんは、パパのお仕事を理解していますか?

テレビに夫が映ると「トト!」と指をさしますが、すぐに「ベイビーシャーク見る」と言うのでそこまで興味はなさそうです。以前、夫がブーメランパンツ姿でテレビに出ているのを見たときは「トト、はずかちぃ」と本当に嫌そうに言っていたので、「これもお仕事なんだよ」と簡単なフォローだけはしておきました。

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そんな娘がテレビに釘付けになる芸人さんが3人いて、それが、ロバート秋山さん、ハリウッドザコシショウさん、そして吉本新喜劇の島田珠代さんです。比較的、パンツ姿を披露さがちな方々ですが、このお三方のパンツ姿はもちろん嫌ではなく、むしろ好きなようです。

まだ劇場には一緒に行ったことがないので、島田珠代さんがご出演される新喜劇の日にアキナのネタ出番があればいつか連れて行ってあげたいなと思います。

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撮影/石野魁盛 

【塚本麻里衣アナ 番組共演中、お付き合いはナイショ!?インタビュー前編はコチラ】

【塚本麻里衣アナの主な出演番組】 TV「news おかえり」
ラジオ「きっちり!まったり!桂吉弥です」「サマンサ・アナンサのDO UP」

▼筆者プロフィール 喜多ゆかり 元ABCアナウンサー。現在は“日本一陽気なオフィスレディ”として取材・インタビューなども執筆。

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