「親なのに他人みたい…」 牧師の父にアラサー女性芸人が勇気を出したら、予想外の感動展開に

「親なのに他人」みたいな存在の父と、今まで「全然本音では喋れていない」という芸歴8年目の女性芸人。彼女の実家は教会で、牧師の父親は里子を預かることがしばしばあったのだそう。そんな彼女が父親に渾身のコントを披露した結果、予想外のことが起きた。

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【動画】「こういうのは嫌いなんよ」「全然笑ってくれんじゃん」 絶縁状態の父と女性芸人が5年ぶりに対面したら……。

 

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芸歴8年目の女性芸人とは、27歳のかりこるだ。2020年のABCお笑いグランプリで3位になったお笑いコンビ・フタリシズカのボケを担当している。かりこるは長野県出身で、彼女の実家は立派な教会だ。父親は、かりこるが幼い頃からずっとキリスト教の牧師として地域に献身している。父親は慈愛に満ちた優しい人だが、里子を実家で預かることがしばしばあったため、親子の間には距離ができていた。

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父親と過ごした時間について、「少ない気がして、ちょっと寂しいというのはありました」と振り返ったかりこる。こうした過去から、彼女は父親のことを「親なのになんか他人じゃないけど……」と思っており、「好きなものもわからない」そうだが、心の距離を縮めたがっている。その気持ちは父親も同じで、「十分に愛を注げたかって言われると、なかなか注げていなかった部分もあるので、ちょっと申し訳ないと思っています」と反省していた。

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やがてかりこるは、勇気を出して父親と本音で話して、相方の加賀谷秀明と実家の教会でコントを披露することに。いつもにこやかな父親は、コント中ももちろん笑顔だったが、彼から意外な発言が飛び出た。「もうひと展開あったらいいんじゃないかと思うんだけどね」「他のネタでいうと、フラッシュモブの時なんかは……」「あかり(※かりこるの本名)ちゃんがよく作るネタのパターンだなって思った」と、愛のあるダメ出しをしたのだ。

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意外なコメントをした父親に、かりこるは「(ネタを)よく見てくれていたんだね」「私に興味がないのかなと思っていた時もあったんだけど」とビックリ。父親が自分のことを愛してくれていたことを実感し、初めてきちんと「好きですよ」と言ってもらえて心底嬉しそうだった。一方の父親も、かりこるとの心の距離が縮まって笑顔だった。

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なお、かりこると彼女の父親の感動的なやりとりは、ドキュメンタリーネタ番組『笑えない父と笑わせたい愛娘』3月30日放送回(特別編)で紹介された。動画配信サービスTVerでは、芸歴9年目のモチダ・ポ・ソフィと5年間も絶縁状態な父親の泣ける密着映像も見られる。

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また、TVerでは、『笑えない父と笑わせたい愛娘』の2023年過去放送回(全4回)も無料配信中。さまざまな親子をそっと見守りながら涙するMCの囲碁将棋に、もらい泣きさせられること間違いなしだ。

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