その巨大感情は何!? 拗らせ強火男子&毒舌イケメン配信者の関係が気になる『ガチ恋粘着獣』第7話
「推しはこうあるべき」「いや違う」「推しに何かしてほしい」「推しは何も施したりしない」……。毒舌イケメン配信者(松本大輝)に向ける拗らせ強火配信者(平井亜門)の感情が超複雑。ふたりの関係にいろんな意味でドキッとするドラマ『ガチ恋粘着獣』を無料配信中
ドラマ『ガチ恋粘着獣』第7話で、毒舌イケメン配信者(松本大輝)へ異様に執着するファン兼人気配信者(平井亜門)のドロドロとした感情が描かれた。推しに自分の理想を押しつけ、他のファンに嫉妬し、とにかく独占したくて暴走するファン兼人気配信者に驚かされる。
同ドラマ(毎週日曜よる11時55分~/テレビ朝日は毎週土曜深夜2時30分~)は、漫画家・星来の同名コミックが原作。人気動画配信グループ・コズミックを推すファンたちの暴走する感情が描かれる。
コズミックの一員・ギンガ(松本大輝)は、クールなビジュアルとサングラスがトレードマークの毒舌キャラ。再生数やチャンネル登録者数といった数字を一番に考えており、時には過激なネタの撮影もいとわない。そんな彼に憧れて配信者になったのが、コズミックを凌ぐ人気動画配信グループ・ヘイダルゾーンのミツクリ(平井亜門)。ギンガのファンでありながら事あるごとに彼に上から目線で接し、異様な執着心を抱いている。
5月21日深夜(テレビ朝日は5月20日深夜)に放送された第7話では、ミツクリの中に渦巻くドロドロとした感情が爆発した。それは、ギンガがガチ恋ファン(推しに本気で恋をしているファンのこと)の些細な願いを叶えたのが原因だった。
ガチ恋ファンに嫉妬したミツクリの発言は、ギンガを困らせるものばかり。「俺にも何かしてくれたっていいんじゃないの?」と言ったかと思えば、すぐに「いらねーよ何も。俺の好きなギンガは何も施したりしない」と撤回したのだ。ミツクリがギンガに向ける感情は恋とも崇拝とも言い難いが、とにかく独占欲が強いことだけは確かだ。友達、コンビ、恋人、配信者と一番のファン、仕事仲間、他人など、ギンガと全ての関係になりたいとワガママを言うのだから……。
複雑な感情を抱えるミツクリと彼に困惑するギンガの関係性に加え、主人公・花織琴乃(石井杏奈)とコズミックのリーダー・コスモ(山下幸輝)の恋の行方も気になるところ。誰かを推すことで変貌していく彼ら・彼女らに共感する部分も多いはずだ。