2023年に賞レースで2冠を達成し、CDを発売して乗りに乗っているあの男性お笑いコンビ。「おふざけ一切なし」のファーストアルバムは、彼らの大先輩いわく「漫才に行き詰まりを感じたから」リリースした!?　ある意味衝撃的な楽曲とCDジャケットに、スタジオ一同がツッコミまくった。

乗りに乗っているあの男性お笑いコンビとは、ダブルヒガシのこと。2023年に「第12回ytv漫才新人賞決定戦」と「第44回ABCお笑いグランプリ」でそれぞれ優勝したことが記憶に新しい。2024年の彼らの目標は、「残る新人賞も全部獲りに行く」！　そんな自信満々な東良介を、大先輩の中田カウスは「漫才に行き詰まりを感じたからCDを出したらしいな？」とイジった。

2023年11月に「RYOSUKE HIGASHI」名義でファーストアルバム『LOVE』をリリースした東。ちなみに、収録されている全4曲のオリジナル楽曲の中の1つ『漫才』は、相方・大東翔生が作詞を務めた。若手漫才師の心境をリアルに表現した歌詞と、東の優しい歌声がマッチしており、プロのアーティスト並みの1曲だ。

世間で話題になったかはさておき、ダブルヒガシの曲と知らなければ非常に素敵な歌に聴こえる『漫才』。しかし、事実を知ってから聴けば「ダブルヒガシの曲か……」と笑ってしまう人は多いだろう。ダブルヒガシの仲間たちも、「なんなんこれ!?」「気取っている！」「これはアカン！」などとニヤニヤし、まともに楽曲を聴けなかった。

『LOVE』は楽曲だけでなく、宣伝ビジュアルも笑いナシの本格的な仕上がりだ。全力でかっこつけた東のCDジャケットやアーティスト写真が公開されると、スタジオ一同が笑って大騒ぎした。

この「かっこいい風ビジュアル」に対抗して、中田が東の隠し撮り写真を公開する一幕もあった。「ものすごく好青年というか、イメージよく写真を撮っているけどね、実はどんな奴かというとね……」と中田が公開していった写真に、東は「これ撮ったの誰や！」「なんでこんなの撮ったん!?」と大慌て！　もちろん、スタジオ一同が爆笑したのは言うまでもない。

なお、東の楽曲や彼の隠し撮り写真は、1月3日深夜に放送された番組『漫才のDENDO』で公開された。同番組では、天才ピアニスト、ドーナツ・ピーナツ、ヘンダーソンもマル秘トークを繰り広げたほか、実力者若手コンビ10組が爆笑漫才を披露した。