離婚した父親&小学生の息子の絆にホロリ…“あのたこ焼きの名店”がキーポイントになった『なにわの晩さん!』最終話
グルメドラマ『なにわの晩さん!美味しい美味しい走り飯』(毎週土曜深夜0時~)最終話(第4話)に、両親が離婚した男子小学生が登場した。離れて暮らす多忙な父親と会うためにウソをつき、父親に約束を忘れられて傷つく少年に胸が苦しくなる。
『なにわの晩さん!美味しい美味しい走り飯』は、大阪が舞台の1話完結型グルメドラマ。謎のタクシー運転手・晩明(ばんあきら/橋本さとし)と、ワケありな乗客の交流が描かれる。4月22日深夜に放送された最終話(第4話)の乗客は、両親が離婚した小学生・隼人(藤原詩音)。目的地に到着した隼人は、「タクシー代がないから父親に連絡してほしい」と、電話番号を晩に教えた。
隼人と離れて暮らす父親・榊田祐太郎(青柳翔)は仕事を第一優先にしており、常に忙しい。多忙な父親とどうにかして会おうと、隼人はタクシーに乗ってわざと代金をなくしたのだった。
かつて交わした“親子の約束”を父親に忘れられ、「僕、仕事に負けちゃったんです」と悲しむ隼人に胸が苦しくなる。
その一方で、仕事一筋な祐太郎があるきっかけから隼人を心配して探し回り、約束を思い出し、本音を明かすシーンにグッとくる。
ちなみに、隼人を元気づけようと晩がやってきた「蛸之徹」は、大阪に実在するたこ焼きの有名店だ。1979年に創業した同店は、「元祖・自分でたこ焼きを焼いて食べる店」として知られている。絆を取り戻した親子に涙腺を、アツアツなたこ焼きに食欲を刺激されるだろう。