コンビを解散した好井まさおの杞憂と、収録後も続くM-1談義
ABCラジオにて放送中の「M-1ラジオ~〇〇のチカラ~」。歴代M-1チャンピオンがパーソナリティを務め、M-1現役出場者、M-1卒業芸人、M-1裏方スタッフたちと様々な目線で「M-1グランプリ」について熱く語る。
11月26日放送の#3はNON STYLEの石田明さんがパーソナリティ。収録に立ち会った構成作家の瓶底めがねが、収録・放送までの話や収録現場の様子を綴る。
収録日11月22日は、M-1グランプリの準々決勝が開催される日だった。オープニングトークで、石田さんが言っているように収録に立ち会っているマネージャーさんたちはどこか落ち着かない様子だった。
収録前、ゲストの囲碁将棋の文田大介さんと(元・井下好井の)好井まさおさんは控室でスタッフが用意したお二人のM-1戦績の資料を見ながら話をしていた。その前を通りかかると、「僕、漫才やめてるんですけどいいんですかね?」という好井さんの声が聞こえてきた。
スタッフ側の思いとしては、NSCの講師でもある石田さんがパーソナリティを務める回では講師の目線でもM-1について話してほしかった。石田さんがどんな風に教えているのか。そして、NSCの生徒たちをどのように見ているのか。すでに聴いていただいた方はわかっていると思うが、その話題を引き出すにあたって文田さんと好井さんは最適な人選だった。
残念ながらカットになってしまったが、石田さんと文田さんが経験した“激ヤバNSC生”の話が面白かったので、お二人が何かの配信やトークライブなどで話す機会があれば聞いてもらいたい。
エンディングトークでは「まだ語り足りない」と言っているが、実際に収録ブースを出ていくときもその後の控室でもM-1談義が続いていた。
「●●●●●が今年、勝ち上がるかどうかが気になっているんですよ!」
「去年もめっちゃウケてたもんな~」
「あのコンビが上がると、またM-1は変わりますね!」
すぐに実現できるかは不明だが、番組会議の段階では現役NSC生を巻き込んだ企画をやってみたいという話になっていた。M-1に対する思いやM-1チャンピオンに聞きたいことをNSC生にインタビューし収録。スタジオで、パーソナリティがその音声を受けてコメントをするという内容。
せっかくインタビューをするなら、「来年には優勝できますよ!」ぐらい言ってくれる子に話を聞いてみたい。
次回の放送は、また毛色の違う内容になっているので楽しみにしていてほしい。
「M-1ラジオ~〇〇のチカラ~」は、YouTube「M-1グランプリ」公式チャンネルで配信中
(瓶底めがね)