「和牛料理に革命を起こせ!」「卵とご飯の料理に革命を起こせ!」ってどうやるの?

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優勝賞金1000万円。次世代のスター料理人を発掘するシェフNO.1決定戦『ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2023』。今大会から料理ジャンル別エントリーで戦われており、準決勝には各ジャンルでNo.1となったTOPシェフ8名が出揃った。料理ジャンルは、「日本料理」「フレンチ」「中国料理」「イタリアン」「韓国料理&アジア料理」「スパニッシュ&中南米料理」「フードクリエイター」「ジャンルレス」の8つ。8名のうち4名のみが決勝に進出することができる。

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今年の統一テーマは「料理に革命を起こせ」。そして準決勝に用意されたお題は「和牛料理に革命を起こせ!」。さらに「卵とご飯の料理に革命を起こせ!」だ。抽選で4名ずつが2ブロックに分かれて戦い、上位2名ずつが決勝に進む。審査をするのはレジェンド級の超一流シェフ4人が揃う最強審査員軍団。16年連続ミシュラン三つ星「日本料理かんだ」の神田裕行、同じく16年連続ミシュラン三つ星、フレンチ「ガストロノミー ジョエル・ロブション」総料理長・関谷健一朗、中国料理からミシュラン一つ星「慈華(いつか)」の田村亮介、イタリア版ミシュランで日本人として初めて星をとったイタリアン「リストランテ・イ・ルンガ」の堀江純一郎だ。別室ではスペシャルサポーターのさや香がおこぼれ試食しており、喜びと驚きに満ちた正直なそのコメントにも注目したい。

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第一試合は日本が世界に誇る和牛がテーマ!

すき焼きやしゃぶしゃぶ……完成された料理がある中

どんな革命を起こせるのか?

和牛は北海道富良野のA5ランクが用意され、どの部位を使ってもOKだ。

そして第一試合には今大会最注目の男が登場する。2年連続準優勝の無冠の帝王、博多の破天荒シェフ、山下泰史だ。今回は、自由な発想で調理する「ジャンルレス」というカテゴリーから勝ち上がってきた。山下シェフが使うのは、和牛ロースの塊肉。「この脂の強い肉を食べやすく、おいしくできたら革命が起きると思う」と宣言。フライパン→炭火→オーブンと3つの火入れを繰り返しながらじっくり焼き上げていく。料理名は「山と海」。その仕上がりはいかに!?

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山下包囲網を敷く残りの3名も個性派揃いだ。まずは紅一点。最新の調理機器を駆使しながら商品開発などを手がけるフードクリエイターだ。そんな彼女が予選で審査員たちをびっくりさせたのが、お猪口の日本酒と一緒に食べた瞬間、口の中で味が完成する“口中調味”という概念。「今回もあれをやります」と言って登場させた料理が「和牛とバニラの出会い」だ。審査員たちからは「食べたことない味」「これは挑戦ですね」と今回も驚きのコメントが。はたしてそれは吉と出るのか凶と出るのか……。

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イスラエル大使館公邸料理人、十文字淳は、韓国・アジア料理部門から登場した。イスラエル料理特有のスパイシーな料理を美しい一皿に仕上げて勝ち上がってきた。十文字は和牛ランプ肉をミンチにし、それをさらにロース肉で巻いていく……。その様子に早くも神田からは「肉の肉巻き。このビジュアルがすでに革命ですね」の声が。タイトルは「生命の樹」。甘みの強いナツメヤシの実を合わせ、フォンドボーやピリ辛のソースも添えた肉の肉巻きの味は!?

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そしてスペイン料理からは清水和博。美食の街、スペインのバスクで腕を磨いてきた男は、スパニッシュ・中南米料理部門の代表の座を勝ち取ってきた。「地元神戸にはステーキの文化も、そば飯もある。それをスペイン料理に落とし込んだら僕にしかできない料理になる」と革命を目指す。煮込んだ和牛の牛すじと、揚げたパスタ麺を煮込み、サイコロ状のランプ肉が添えられる…。肉の旨みをしっかり吸った新しいそば飯は審査員たちの舌を捉えるのか!?

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4名による激戦の中、ついに1位通過と2位通過の決勝に進む2名が明らかになる!

オムライスや卵かけご飯、天津飯……

日本人にとって超身近な卵とご飯

誰もが知る2つの食材が第2試合のテーマ!

第2試合に挑む4名。こちらには日本料理、フレンチ、イタリアン、中国料理と4大料理からの代表が集まった。その中でも最注目なのが、三つ星ジョエル・ロブションからの超エリートシェフ、根本郁弥だ。番組の審査も務める日本フレンチ界のトップ・関谷健一朗シェフ。根本はその下でスーシェフを務める愛弟子でもある。大きな看板を背負う根本が手掛けた料理が「カオジーツナマヨ」。タイの焼きおにぎりカオジーをひと皿の中でフレンチ風ツナマヨおにぎりにすると言うが……。身内だからこそ容赦なしの関谷の厳しいジャッジはそれをどう評価するのか!?

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愛媛の鬼才イタリアンシェフ・久保貴の特徴は、パティシエとしても活躍する、超多彩な引き出しだ。予選では「プリプリショートケーキ」というエビ料理で、「ここまでのダントツNo.1!」と激賞を浴びた。今回の料理は「ご飯と卵THE Revenge」。中にサクッとしたおこげが入った卵スープをフワフワのメレンゲで蓋をする。カプチーノを思い起こさせるようなビジュアル。その新しい食感には試食ルームのさや香も大興奮する。はたして審査員たちの反応はいかに? 革命は起きているのか!?

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「和洋中、という並びが気に食わない。和食、洋食のシェフには勝ちます」と断言して勝負に臨むのは、中国料理代表のシェフ當山翔太。数々のコンクールで受賞歴がある島んちゅだ。予選ではヤギ肉を使ったタイ焼きを披露するなどユニークなアイデアの持ち主。中国料理らしくおこげと、薄焼き卵を仕立てていく。さらに何かを炒めるフライパンの中にはなんと卵の殻が! ネギ、白米とともにパイタンソースにするというが、その狙いは……。そして中国料理の仕事一つひとつに目を光らす審査員・田村を納得させることができるのか!?

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日本料理代表は創業97年の愛知の老舗料亭の料理長。あの藤井聡太名人に対局の勝負飯を作った和の技巧派、猪口真弥だ。「自分のベストを尽くせれば勝てると思います」と意気込みは十分だ。今回はお米にもち米を使用。卵白と合わせた濃厚なすっぽん出汁の餡も仕立てていく。そして湯煎した卵黄に注射器で注入したものは一体? 「月明かりに照らされた白牡丹をイメージ」したという料理はやはり美しい。日本料理がコンテストで勝つためには越えなきゃいけないところがあるという審査員の神田。その神田のジャッジはいかに?

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はたして第二試合を勝ち抜いたのは誰か? いよいよ4名に絞られた挑戦者たち。この4名が最終決戦に挑む!

ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2023 準決勝

10月20日(金)夜11時15分〜0時15分(ABCテレビ・テレビ朝日系列 ※一部地域を除く)

MC:山里亮太 斎藤真美(ABCテレビアナウンサー)

スペシャルサポーター:さや香

審査員

神田裕行(和食「日本料理かんだ」店主) 

関谷健一朗(フレンチ「ガストロノミー ジョエル・ロブション」総料理長) 堀江純一郎(イタリアン「リストランテ・イ・ルンガ」店主)

田村亮介(中華「慈華(いつか)」店主)

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