「ポツンと一軒家」 番組初のプール付きの大豪邸。珍オープンカーも! 異業種から転じた父子の柿農家物語
衛星写真でみつけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)。9月6日(日)の放送回では、福岡県のポツンと一軒家を訪れた。
【TVer】福岡県の山の中にポツンと一軒家を発見! 先代から続く柿畑を父子で守り続ける暮らしの今に迫る。
濃淡折り混ぜた緑に覆われた緩やかな山の斜面。そこには果樹畑が広がり、畑の上に赤い屋根の大きな2階建ての家と黒い屋根の倉庫のような建物が2つ並ぶ。この家に住んでいたのは、ご主人(82歳)とその長男(56歳)。
捜索隊がお邪魔すると、軽トラックの屋根を切ったオープンカーで颯爽と登場したご主人。柿畑に入ると、ちょうど枝が当たらない高さになるという軽トラ。荷台も、柿の木で作業するのにぴったりの高さにしている。
2人は3ヘクタールの畑で、約1000本の柿の木を育てている。10月下旬に始まる収穫までは、2人で摘果の作業を行っているが、収穫時には、10人もの人を雇い約100トンを収穫する。柿作りを始めて約100年。ご主人で3代目。初代はこの山での柿栽培の先駆けとなり、最盛期には30軒もの柿農家があった。
ご主人は、この家の婿養子。高校卒業後は、自動車整備の専門学校で学び、後に整備学校の教員となった。25歳のときにお見合いで4歳年下のこの家の長女と結婚。妻の実家の柿農家を、教員として勤めながら手伝った。それ以来ずっと、柿畑を見下ろす山の上のポツンと一軒家で暮らし、二男一女に恵まれた。
長男は長崎の大学へ進学し、大学院を卒業。大学では土壌学を専攻した。卒業後はゴルフ場の運営会社に就職して、ゴルフ場のコース管理を担当。近畿・東海・北陸と転勤を重ね、九州に配属されたのを機に母の介護のために実家に戻り、福岡県から大分のゴルフ場に通った。
母は5年前に、乳がんで他界。1人で農家を続ける高齢の父の姿を見て、長男は30年近く務めたゴルフ場運営会社を52歳で退職。本格的に父の仕事を手伝い始めた。
父子の住む母屋は、築68年。土壁用の土を掘った場所に、鯉が泳ぐ池と、子供たちが遊ぶプールを先代が作った。水深1m、幅2.5m、全長10mの湧き水を使ったプールは夏でも冷たく、長男は夏に学校から帰るとプールに入って涼をとっていたという。
モダンな玄関を入ると、応接室があり、ピアノが置かれている。長男を含む3兄弟が子供の頃にピアノを習っていた。
これからのことをきかれて「できる範囲で仕事したい。体力が続く限り。でも82歳なので、もうぼちぼち世代交代」というご主人に、長男は「自分が受け継ぎます。大きくは変わらんやろなと思います」と腹は決まっているよう。斜面に広がる1000本の柿の木の世話は楽ではないが、家ともども守っていく覚悟だ。共に異業種から柿農家に転じた親子は、実りの秋を楽しみに今日も柿畑で汗を流す。
ゲストに古坂大魔王と齊藤京子を迎えたバラエティ番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)は、9月6日(日)の放送で紹介された。
ABCテレビ・テレビ朝日系列「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時54分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。
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