甲子園が涙涙涙の嵐! 延長10回“土壇場ビデオ検証”で判定変わらず…被災地・熊本を勇気づけた“有明旋風”に幕

「夏の甲子園」第108回全国高等学校野球選手権大会13日目となる8月18日、準々決勝第4試合で有明(熊本)は健大高崎(群馬)と対戦。これまで連続で逆転勝利し、“旋風”を巻き起こしてきた有明の夏は、劇的な結末を迎えた。

【TVer】“有明のスピードモンスター”永田晴輝選手の連続盗塁&サヨナラ負けの危機を脱した斉藤遼汰郎投手の“魂の投球”をプレイバック!

初出場ながら3試合連続で逆転勝利してきた有明。これまでの快進撃について3年生の實田聡志主将は、「奇跡といって良いぐらい球場の雰囲気だったり、いろんな人たちが味方してくれてここまで来られた」と振り返った。

2016年の熊本地震で被災した實田主将は、再び大地震に見舞われた故郷への想いが強い。「自分たちは勝つことだけを考えて、熊本の皆さんに勇気を与えられたら……」と、試合前に語っていた。

準々決勝も、アルプススタンドは“有明旋風”を期待する人でいっぱい。しかし有明は、得点のチャンスを何度作るも先制できず、0対0のまま9回表の攻撃を終えた。

すると有明は、9回裏に2死満塁サヨナラ負けの危機に……。しかし、重くのしかかる重圧を3年生の斉藤遼汰郎投手が渾身の投球で跳ね返し、打者は見逃し三振。有明は絶体絶命の危機を切り抜け、試合は今大会3度目となる延長タイブレークに突入した。

しかし有明は、再び先制のチャンスを作るも無得点で10回表の攻撃を終了。その回の裏1死二、三塁の場面で、健大高崎の打球が二塁へ転がり、三塁走者が本塁へ突入した。

有明の二塁手で3年生・永田晴輝選手がこの打球をさばき、三塁走者を刺そうとしたが、審判の判定はセーフ。有明がビデオ検証を申し出て、チームも観客たちも祈るが判定は変わらず、健大高崎に1対0でサヨナラ負け。あと一歩のところで奇跡を起こせなかった有明ナインは号泣し、観客たちも涙を流した。

試合後に有明の選手たちは、有明旋風の原動力である故郷の人々の大声援に感謝。永田選手は、「(有明が勝って)被災された方々が(喜んで)泣いているのを見ると、逆に元気や勇気をもらえてエネルギーに変わったのでとてもうれしかった」と語った。

9回裏2死満塁サヨナラ負けの危機を脱した斉藤投手も、「9回の場面で良いピッチングができたのは応援のおかげかもしれないです」とコメント。そして最後は笑顔で、「熊本代表としてベスト8までいけたので、胸を張って帰りたい」と明かした。

なお、涙なしには見られない有明と健大高崎の熱い試合ハイライトは、8月18日に放送された『熱闘甲子園』(ABCテレビ・テレビ朝日系列)で紹介された。

【TVer】延長10回裏1死二、三塁でサヨナラ内野安打→審判セーフ判定→ビデオ検証でも判定変わらず……有明VS健大高崎の決着がついた際どいプレー

番組情報

熱闘甲子園
8月5日(水)の開幕〜決勝戦まで連日夜放送 ※休養日除く(予定)※変更の場合あり

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