【なんでやねん!?】京都大学向かいにある石碑はなぜ“バイリンガル”?“マル”に翻弄されて都を迷走した結果は“マル”になるのか!?
今回の調査地は、歴史と伝統が息づく街・京都。
京都大学の西向かいにある施設の前で、タレントの河合郁人とABCテレビの福井治人アナウンサーが目にしたのは、アルファベットと漢字が混ざり合った、何とも不思議な石碑だった。
【TVer】京都大学の向かいに“バイリンガルな石碑”があるのなんでやねん!?

■知的なスタートから一転、よ、読めない・・・
「毎週観てますよ」「知的なコーナーですね」と京都大学の関係者からお褒めの言葉をもらい、どこか誇らしげな様子の二人。しかし、目の前の石碑に刻まれた文字を見ると、上部には英語かどうかわからないアルファベット、下部には重厚な漢文風の文字が。「人の名前?」と、さっそく頭を悩ませる。


石碑の裏をよく見ると、そこには「レオン・デュリー」の文字が。
『関西日仏学館』の庭園に佇む石碑に刻まれたこの人物が、明治時代に一体どんな功績で日本政府から旭日章を贈られたというのか?
■日仏学館で見つけたレオンさんの足跡

パリのオペラ座を思わせる豪華なステージの写真が出迎えてくれた『関西日仏学館』。
二人は早速、立派な髭を蓄えたレオン・デュリーの肖像画や、「お雇い外国人教師」といった文字が残る当時の資料を読み解いていく。


ここで、京都の歴史に詳しい、まいまい京都の関根さんに電話で方向性を確認してみることに。
レオンさんは、古くから日本にあった“あるもの”を、フランスから入ってきた最新技術で飛躍的に発展させた影の功労者なのだという。

関根さんからは「堀川今出川の交差点に行ってください。職人が関係するものを見つけられたらもう『マル』です」とヒントが与えられた。
■ 「マル」と「職人」を追い求めて、真夏の京都を猛ダッシュ!
「なんでわざわざ“マル”っていったのかな?」と、関根さんの言葉に隠されたヒントを感じた二人は、「職人」だけでなく「マル」にも着目し、猛暑の京都で怒涛の調査を開始する。
まずは、江戸時代から続く判子店『田中文照堂』で150年以上続く手彫り職人の技を目の当たりにした二人。


「ハンコはマル!」とテンションもアゲアゲに!
蹴鞠に関係のある『白峯神宮』では、奉納されているサッカーボールを見て「日本独自の文化に海外の要素が加わったのでは?」と考えたり・・・
創業200年を超える老舗和菓子店『鶴屋吉信』では、井戸の波紋(丸)を模した銘菓「京観世」を堪能。職人の手巻き技に感動したり・・・


ベーカリー『ル・プチメック 今出川店』では、西陣織の職人が作業中に片手で食べられることからパン文化が広まったことなど、知られざる京都の歴史を存分に吸収した二人。


その後、会話でも出てきた「西陣織」にまつわる『西陣織会館』を見て「高級な西陣織を西洋の技術で量産できるようにしたのでは・・・」と考察する福井アナだったが、その意見は河合が一蹴。最終的に「近代化に大きく貢献した日本のハンコを広めた」と自信満々の最終予想にたどり着く!
行く先々で出会う「マル」と「職人」の要素に振り回されながら結論に達した二人は、果たして“マル”を貰えるのか!?
■ 正解の裏に隠された「もうひとつのマル」とは?
今回の答えに胸を張る二人に対し、関根さんから告げられたのは無情な判定・・・。
実は、関根さんが最初から指し示していたのは、西陣織会館の正面玄関の裏手にあったモニュメントだった。関根さんの出していたもう一つのヒントは、「レオンさんは表には出ていない(つまり裏)影の功労者」という言葉にあった。

その裏に置かれていたのは、丸い穴が無数に開いた「紋紙」と「ジャカード織り機」を模したモニュメント。

つまり、レオン・デュリーの功績とは、フランス・リヨンから最新の「ジャカード織り機」を京都・西陣に導入するきっかけを作ったことだったのだ!
かつて2人がかりでしか織れなかった複雑な模様の西陣織が、この丸い穴が開いた「紋紙」を使うジャカード織り機によって職人一人で効率よく織れるようになり、衰退の危機にあった西陣織の産業革新をもたらしたのだった。


関根さんが言っていた「マル」とは、まさに紋紙に開けられたあの丸い穴のこと。
ヒントの「マル」にこだわりすぎて、真夏の京都を迷走した二人の謎解きも、“迷走したまま”に終わったこの調査の模様は、情報番組『newsおかえり』(毎週月曜~金曜午後3時40分、ABCテレビ)内の「河合&A.B.C-Z塚田×福井アナ なんでやねん!?」8月4日放送回で紹介された。
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