「ポツンと一軒家」70代でセルフビルドした絶景の山小屋に続々と集う人々。自然を活用した岩風呂も!<夏休み2時間スペシャル>(後編)
衛星写真でみつけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)。7月26日(日)の放送回では<夏休み2時間スペシャル!>として、群馬県のポツンと一軒家を訪れた。
【TVer】夏休み2時間スペシャル! 群馬県の山奥にあるポツンと一軒家を舞台に、84歳の男性のライフストーリーに迫っていく!
番組後半、いよいよご主人が建てた“ポツンと一軒家”へ! 岩肌が露出した切り立つ崖の下、うっそうとした木々を切り開いた斜面には整備された畑があり、道路を挟んで山小屋とお風呂の2棟の建物があった。ふもとから約3キロ。標高差は200メートルのポツンと一軒家まで、ご主人はふもとの自宅から毎日通っているという。
山小屋の名前は「和心(なごみ)」。 「みんなここに集まって、心をさらけ出して楽しい場所にしようという意味」と話すご主人。チェーンソーアートで作った看板と案山子(かかし)が、客人を迎えてくれる。案山子は、害獣対策にもなるそう。
昔から農作業用の小屋があった場所に、40代のころから夢見てきた山小屋を建てたのは、仕事を引退した70代になってから。崖を削ってコンクリートで基礎を固めた。40代から解体した家の建材をストックして、ほぼ廃材で山小屋を作り上げたが、足りないものは2級建築士の資格を持つ長男が手配してくれ、150万円ほどで完成させることができた。水道は湧き水の貯水槽を自作、電気は発電機や車のバッテリーから取る。
山小屋は約10畳+ロフト。窓から絶景が見える。山小屋を建築する際に切り倒した松でテーブルも自作。金具で床を開ければ、囲炉裏が出現する。大きなスピーカーとレーザーディスクの機械があり、ポツンと一軒家ならではの環境で、心置きなく仲間とここでカラオケを熱唱できる。亡き妻とも、ここで石原裕次郎・八代亜紀の「別れの夜明け」という曲を一緒に歌っていた。みんなが楽しめるこの場所には、20人以上が宿泊したことも。にぎやかなことが好きな亡妻も、山小屋生活を楽しんでいたという。
山小屋の別棟には、これまた自作の風呂「なごみの湯」がある。もともとあった岩を利用した岩風呂は、大人4人が余裕で入れる広さ。ここからの景色も抜群だ。ボイラーに入れる薪は、裏山の桑の木を伐採して作る。薪割り場は、チェーンソーアートの屋外工房でもある。森林組合でもらった杉の伐採木を材料に、捜索隊のために、チェーンソーアートでリングを作る様子を見せてくれた。
捜索隊は、ご主人の仲間が集まってバーベキューをする日にポツンと一軒家を再訪した。準備のために早く来て、お風呂を掃除し、薪をくべるご主人。そこへ地元の人々が続々と集まってきた。みんな、この山小屋を建てるのを手伝ってくれた長年の友だちだそう。この日集まったのは8人。平均年齢は81歳。各自持ち寄った食材を外で豪快に焼く。
「みんなで集まるためにこの場所を作った。妻も天国で喜んで見ていると思いますよ」と語るご主人。亡き妻も好きだった山の宴。突然独り身になって痛感する妻のありがたさ。ご主人は天国の妻に感謝しながら、若い頃からの夢をかなえ自力で建てた山小屋に毎日通い、畑仕事や薪割り、チェーンソーアートに汗を流す。
ゲストに伍代夏子と野村周平を迎えたバラエティ番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)は、7月26日(日)の放送で紹介された。














