ポスター撮影のウラ側 “本物”の笑顔の秘密とは?
【ABCテレビの探偵! ナイショスクープ】
新しいものって気持ちいいですよね。気分が一新されるし、改めてスタートするぞ! と気持ちを切り替えるいいチャンスにもなります。と言いながらボロボロになった穴だらけの古いパジャマが大好きで、それを着ているT内です。いやなんだか肌触りが気に入ってて、なかなか捨てられないんですよね。共感できる人お便りお待ちしています(どこへ?)。
新たなスタートといえば、一般的にテレビ局は半年に一度番組の放送時間や放送内容を変える、いわゆる「改編期」がやってきます。多くの局は春(4月)と秋(10月)に改編を実施します。まさに今週からが新しいスタートなわけです。
そんなわけで「news おかえり」も新しくなりました。大きく変わったのは放送時間と出演者です。まず放送時間は午後3時40分から開始になり、これまでより5分早まりました。出演者は曜日MCとして、月曜日に大仁田美咲アナウンサー水曜日に武田和歌子アナウンサーが新たに加わりました。リニューアルした「news おかえり」をどうぞよろしくお願いします。
そしてここからが本題です。放送時間や出演者が変わったことに伴いポスターも新しく作りました。新しいデザインは横山太一アナウンサーが手を広げて子供を迎えているような構図です。まだご覧になられてない方は、阪神電車の駅構内でご覧いただけます。いずれ車内のドア付近にもステッカーで貼りだす予定です。
さて、このポスターぱっと見てもじっくり見ても絶対に気づきませんが、モデルになっている背中を向けている子供、実は横山アナウンサーの実の娘さん(5歳)なのです。横着をして子役モデルを頼まなかったわけでは絶対にありません。念のため。撮影当日は幼稚園がお休みの休日を使い、親子で参加してもらいました。この娘さんがまたチャーミング。今回は、その撮影秘話を娘さんの魅力とともにお届けします。
【魅力その1】物おじしない。普通、初対面の大人たちに囲まれたら、5歳ぐらいだと恥ずかしがる子も多いと思うのですが、大人を相手にハキハキしゃべるし、隙あらば面白いことを言ってこちらを和ませようとしてくれる。サービス精神に富んでいるのは親譲りなのか、それにしてもわが子(父親の晩御飯を無断で食べる中学2年生男子)と比べても、しっかりしていることよ、と本当にびっくりしました。
【魅力その2】疲れを知らない。これも父親に似たのかもしれませんが、ポスター撮影は実は動きをつけて撮影しました。横山アナウンサーに向かって娘さんが走り寄っていくという動きです。撮影は角度を変えたり、撮るタイミングを変えたりして何度も何度も繰り返し同じ動作をしてもらいます。3mぐらいの距離をひたすら往復するのです。ひょっとすると子役のモデルさんをお願いしていたら、「もう疲れた~」と言われても仕方ないなというぐらい走ってもらいました。さすがに疲れただろうと思って「休憩する?」と聞くと「う~ん、あと10本走ったら!」という感動ものの返事。そんなにやる気をだしてもらったら、スタッフも頑張る気持ちが出ないわけがない。
【魅力その3】食べっぷりがいい。撮影の合間に小腹を満たすお菓子類をいろいろ用意しました。アメちゃんやチョコレートおせんべいなど、僕らが「ケータリング」と呼ぶものです。通常は大人向けのお菓子類を用意するのですが、今回は子供もいるということで少し甘めのお菓子を多めに用意しました。すると娘さんはその中のチョコレートをいたく気に入ってくれて、用意したチョコを食べる食べる。どんどんなくなるので、ついつい「もうちょっと持ってこようか?」なんて言ってしま、いスタッフから「鼻血が出たら困るからやめておきましょう」って止められちゃいました。もちろん余っているケータリングも「ぜ~んぶおうちで食べる」とのことでしっかり持ち帰りしてもらいました。
そんなこんなで撮影の1時間はあっという間に過ぎ、わが子だからこそなのか横山アナも最高の笑顔で撮影を終えました。最後に「これでおしまいだよ~」と娘さんに告げると「まだここで遊ぶ!」とまさかの延長希望。娘さんからすれば大人と一緒に過ごすちょっと特別な時間だったのかもしれません。名残惜しいところでしたが娘さんを何とか説得して撮影は無事に終了したのでした。
ポスター撮影の裏側を知れば、「news おかえり」ポスターが一味違って見えるかもしれません。月曜から金曜午後3時40分開始です!
▼執筆者プロフィール
T内…オフィスリノベーションがありデスクがフリーアドレスに。調子に乗って自分の部署から離れた席に座ったら、その日はすごく仕事がやりにくかったです。結局、同じ部署は集まった方が良いということですね。