「ポツンと一軒家」 幾度となく大病を患ってきた77歳のご主人 捜索隊の質問に…
2025年の年末を飾る12月28日放送の『ポツンと一軒家』は、放送300回記念!と題して3時間スペシャルで岐阜と大分、2軒のポツンと一軒家をお届けする!
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!? 衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく。1枚の衛星写真から、どのような人がどんな暮らしをしているのかに思いを巡らせるのは、MCの所ジョージとパネラーの林修。
放送300回の節目に所が「ポツンと一軒家がレギュラー放送になって7年ですって!」と驚き交じりに回顧しつつ、年末3時間スペシャルがスタート。
今回のゲストは天海祐希とウエンツ瑛士。ポツン暮らしについて天海は「素敵ですよね! 人里離れた場所だと頼れるものがないけれど、自分自身と対話ができそうだなと思います」と今回のポツンと一軒家に興味津々。一方、ウエンツに対して所は「田舎暮らしには、ひとつも興味がないでしょ?」と決めてかかるが、「家庭菜園検定2級を取得していて、実は土いじりが好き。いつか実践してみたいです」と話す。
放送300回記念の年末3時間スペシャルは、2つのポツンと一軒家を捜索! 心温まる家族のライフストーリーとは?
岐阜県の深い山の中に、細長く切り拓かれた敷地に建つポツンと一軒家を発見! 衛星写真では、道に沿っていくつかの建物を確認できるものの、田畑があるような形跡は見当たらないが…。
捜索隊が向かったのは広大な採石場を越えた先にある最寄りの集落。そこで聞き込み調査を進めていくと、住民の女性(46)が、「ここって、もしかしたら知り合いの山小屋かも」との有力情報が! 自宅は麓の集落にあり息子さん夫妻が自宅の近くでカフェを経営しているそうだが、ご主人は「山奥にある山小屋でいつも寝泊まりしているんじゃないかな?」という。
「地元の人しか通らないような山への入り口」を教えてもらった捜索隊は、まずはポツンと一軒家を目指すことに。だが、その山への入り口には「この先行き止まり」、「関係車両以外立ち入り禁止」の看板が設置されており、捜索隊は手掛かりを求めて麓の集落にあるというカフェへと向かってみることに。
あいにくカフェは休業中だったが、近くで草取りをしているご夫婦に声をかけた所、なんとポツンと一軒家のご主人(83)と奥さま(80)だった…! 山小屋も快く案内してくれるとのことで、捜索隊はご夫婦とともにポツンと一軒家へと向かうことに。
山小屋を見学させてもらうと、杉や松など地元の木材だけで建てられたまるで旅館のような立派な造りで、スタジオで見守っていた天海とウエンツも羨望の眼差しに。
結婚60年を迎えて、ブルーベリーや蒟蒻芋など畑仕事を楽しんでいるというご夫婦。捜索隊はそんな山奥ならではの暮らしぶりに密着していく。
そしてもう1軒は、大分県で発見したポツンと一軒家の捜索の模様をお送りする。そこは、美しい紅葉に染まる山あいに建つ日本家屋で、ひときわ黄色く色づいたイチョウの木々が印象的な景色が広がっていた。迎えてくれたのは77歳のご主人と奥さま(73)のご夫婦だ。その地で、銀杏や栗などを二人で育てながら暮らしていた――。
捜索隊の質問にも笑顔を絶やさずにこたえるご主人。しかし、これまでに幾度となく大病を患ってきたという。だが、そんな苦労話も笑い飛ばしてしまうほど明るいご夫婦だ。
3時間スペシャルでお送りした2つのライフストーリーで出会ったのは、まさに人生を楽しむヒント。
ゲストの天海、ウエンツは感銘を受けたようだった。






