滋賀県高島市で“赤カブと酒粕のスープ”に出会ったはいだしょうこ。高島の畑や酒蔵をめぐり、歌って踊って人々の情熱を味わう旅!「みんなが一つになっている」

ワンディッシュ(一皿)のおいしさのヒミツを、4週で追いかけるこの番組。
今回のテーマは「赤カブ」。歌手・はいだしょうこさんが滋賀県高島市を訪れ、一皿のおいしいスープに出会った。
ワンディッシュに込められた、おいしいの向こう側とは…?


#1 禾果漂馨(かかふか) 料理人:ハタノトンボさん

元うたのおねえさん・はいだしょうこさんが訪れたのは、滋賀県高島市。美しいメタセコイヤ並木を抜けて着いたのは、高島市の旬の食材を楽しめるレストラン・禾果漂馨(かかふか)。料理人のハタノさんが、赤カブと酒粕を使ったスープをサーブしてくれた。

薄いピンク色をしたスープを見てはいださんは「わぁ! かわいい~!」と声を上げる。スープには、赤カブのほか高島の旬の野菜が7種類も。スプーンを口に運ぶと、はいださんは「おいしい!」と満面の笑顔に。「ちょっと甘みも感じる」と話すはいださんに、ハタノさんは「塩麴で一晩赤カブをマリネすることで、お野菜本来の甘み旨みを引き出してくれる」と説明。さらに、酒粕に塩とみりんを加えて1週間熟成させた「塩酒粕」という調味料を仕上げに加え、風味豊かなスープに。スープのアクセントとして入れるオリーブオイルもまた、高島産。
「酒蔵の方と赤カブ農家の方と、オリーブを作っている方とをひとつにまとめることができるのは料理人だけ。僕たちはお料理を通してこの土地を感じてほしい」と語るハタノさんの言葉から、料理への愛があふれていた。

「おいしい」の向こう側には、地元の風土を愛する料理人の想いがあった。

©ABCテレビ
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<紹介したお店>
禾果漂馨(かかふか)
https://www.instagram.com/ryouritohyouka_cacafuka


#2 みなくちファーム 農家: 水口淳さん

はいださんは、滋賀・高島市で赤カブをはじめたくさんの野菜を作っている「みなくちファーム」へ。一面に広がる畑を見て「全部カブですか?」と驚くはいださん。頷いた農家の水口さんは、ここで7種類のカブを育てている。「中でもオススメは、高島のご当地カブの『万木(ゆるぎ)かぶ』です」と水口さん。万木かぶは高島市の万木地区原産で、風味の強い赤カブ。「漬物にしても味がボケない、カブ本来の味がする」品種だという。農薬や化学肥料を使用せず自然に近い育て方で本来の味を引き出している。

「なんで赤カブを作ろうと思ったんですか?」と尋ねるはいださんに、水口さんは「せっかく地元の名前がついた野菜があるなら、それをいっぱい作って、たくさんの人に届けたい。こんな素敵な場所、高島を知ってもらいたいという思いで」と明かす。ほかにも馬の飼育、ゲストハウス運営などに携わる水口さんは、高島の自然を楽しめる場所を作って街を盛り上げようとしている。はいださんは「愛がたくさんあるんですね」と胸打たれた様子。

そして、はいださんも農場で収穫を体験! 童謡「おおきなかぶ」を歌いながら赤カブを土から引き抜き、「抜けました♪」とスマイル。
「おいしい」の向こう側には、地元愛にあふれた農家の姿があった。

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<紹介した場所>
みなくちファーム
https://minakuchi-farm.com/


#3 吉田酒造 杜氏:鈴木英夫さん

はいださんが「すごくクリーミー!」と堪能した赤カブと酒粕のスープ。この一皿に使われた酒粕は、地元の酒蔵で作られている。吉田酒造を訪れたはいださんは「もとだて」という、蒸した米を発酵してお酒のもとを造る作業を見学する。

杜氏の鈴木さんは、そのこだわりを「琵琶湖に流れ込んでいる知内川というのがあるんです。その源流の水を使います。軟水なので非常に(酒を)造りやすいお水になっています」と話す。「お米もできるだけ地元のものを使って造りたい」と鈴木さん。地元の赤カブ農家・みなくちファームの作ったお米でもお酒を造ったという。みなくちファームの米はご飯用の飯米で、酒造用の酒米とは違う品種。そのため最初は気が進まなかったという鈴木さんだが、「高島は発酵文化が盛ん。農家として文化を繋いでいきたい」という水口さんの「熱意に負けた」形で引き受けたという。

酒粕は「廃棄してしまうこともあるので、使っていただけるのは大変に嬉しいことです」と鈴木さんは笑顔で語る。はいださんは「地元を盛り上げていきたい!という気持ちが強いんですね」としみじみ。

「おいしい」の向こう側には、農家の情熱と杜氏の技があった。

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<紹介した場所>
吉田酒造
https://chikubu-sakura.com


#4 南深清水FF倶楽部 農業地域プロモーター・桂田隆司さん

赤カブと酒粕のスープを「すごく自然な甘みが出てる」と味わったはいださん。アクセントのオリーブオイルも高島でつくられたもの。はいださんは、地元にあるオリーブの栽培地へ。高島市は柿の産地だが、だんだん柿農家が減り、耕作放棄地が増加していた。そこで、その土地を使って7年前からオリーブの栽培をスタート。高島は水はけの良い扇状地。地元の桂田さんは「オリーブは水が嫌いなんですよ。ですから高島はものすごく栽培に適してたんです」と話す。

実は、オリーブの実1kgからオリーブオイルになるのは、たった50mlだけ。試飲したはいださんは、少しピリッとした辛味を感じた様子。「辛味が大事なんです。抗酸化作用のあるポリフェノールが多い証拠らしいです」と桂田さん。

桂田さんたちは、オリーブ栽培を活かしたイベントも開催し、地域活性化にも貢献している。「私たちはここで育ちましたので。地元に恩返しという意味で、新しい人との交わりによって活性化させ、持続可能な地域づくりがやりたい」と桂田さん。高島で人々の話を聞き、はいださんは「すべてにおいてみんなが一つになっているのを感じましたね」。美しい夕焼けをバックに、オリーブの林で桂田さんと楽しくダンスし、笑顔いっぱいでロケを終えた。

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<紹介した場所>
南深清水FF倶楽部
https://sites.google.com/view/minamifukashimizu


ワンディッシュ(=一皿)に込められた様々な人たちの思いを深堀る『ワンディッシュ ~「おいしい」の向こう側~』は毎週日曜午後7時50分~7時54分、関西ローカルで放送中。

次回ゲストはタレントの三船美佳さんです!
※1月11日は午後6時52分から放送。

番組情報

ワンディッシュ ~「おいしい」の向こう側~
毎週日曜 午後 7時50分~放送(関西ローカル)

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