M-1に16歳女子高生&38歳男性教師コンビが出場! 推しはINI髙塚大夢、元相方はあの有名ピン芸人
38歳の男性教師が、教え子である16歳の女子高生とコンビを組み、漫才頂上決戦『M-1グランプリ』に挑戦! 年の差22歳の2人が、アマチュアでコンビを組んだ理由とは……?
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年の差22歳の漫才コンビとは、結成2年目の「二者面談」。香川県にある中高一貫の私立進学校である大手前高松中学・高等学校に在籍する生徒と先生のコンビで、現在高校1年生で16歳のいちはさんと、38歳の英語教師ムラチ先生が結成した。いちはさんのコミカルなボケにムラチ先生が全力でツッコむパワフルな漫才が持ち味で、『M-1グランプリ』においては、2023年大会でナイスアマチュア賞を獲得。2024年と2025年大会では、2回戦進出を果たした。
二者面談を結成したのは、いちはさんが中学2年生のときのこと。もともとムラチ先生は、いちはさんとコンビを組むつもりはなかったという。結成の経緯についてムラチ先生は、「(彼女が)漫才やりたい言うから『相方探したるわ』って言って、いろんな子当たってみたけどどの子もちょっと違って。でも、このやる気の炎を消すのはもったいないなって思って。そこで『ほな俺と組むか?』って」と振り返った。
実はムラチ先生は、かつて早稲田大学の漫才サークルに所属。在学中にお笑いコンビ「エニグマ」として『M-1グランプリ』に出場し、2年連続2回戦進出という実績があった。しかも当時の彼の相方は、現在ピン芸人として活躍する、ひょっこりはんだった! こうした過去を活かして現在ムラチ先生は、漫才を通して生徒たちの表現力や挑戦する力を育てている。
一方のいちはさんは、アイドルが大好き。最近はグローバルボーイズグループINI(アイエヌアイ)にハマっており、メインボーカルの髙塚大夢を推している。いつも明るく堂々としているいちはさんだが、漫才を始める前は人前に出るのが得意ではなく、「何かをやりたいって思っても、どこかでストップかけてしまう癖があった」という。
漫才は、そんないちはさんの性格を大きく変えた。彼女いわく、「お笑いを始めてから、できないことはないって思うようになって。他のことにも真剣に取り組めるようになった」という。漫才で得た自信によっていちはさんは、放送・アナウンスの大会で県1位を獲得し、プレゼンの大会で全国トップ10に入り、囲碁では全国大会に出場。国際理解弁論大会でも県1位を獲得するなど、次々と好成績を残した!
漫才で“スーパー高校生”に覚醒したいちはさんは、「昔はお堅い職業に就きたかったところはあるんですけど、興味のあることがどんどんどんどん増えてきて」「良い意味でも悪い意味でも無敵になっちゃっている!」とニッコリ。“漫才で教育を”という思いで生徒の可能性を大きく広げたムラチ先生と、全力でその期待に応えるいちはさんの活躍は、多くの人々の心に残った。
X上では、「二者面談の先生の前の相方がひょっこりはんなんだwすごwエモ」「M-1の特番に出ている先生+女子高生コンビの女子高生の推しがINI髙塚大夢で沸いた」「M-1の事前番組見ていたら密着していた女の子がINIの大夢が好きって話していてTrue Love流れたけど一瞬すぎて俺でなきゃ見逃しちゃうね」といった声で大盛り上がりだった。
なお、二者面談の密着映像は、12月14日に生放送された特番『M-1グランプリ 俺たちだって面白い!1万組のエントリー物語』(ABCテレビ)で公開された。ちなみに、『M-1グランプリ2025』の決勝は12月21日よる6時30分から、同大会の敗者復活戦は同日午後3時から、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネットで生放送される。











