生放送に遅刻スレスレですべり込み奮起した!? ほんこん「いらんとこに金いっぱい流れてんのちゃうの? 減税したら国民の手に残るやん。一回やってみ?」

円安による物価高騰が進む一方で、賃金上昇は追いつかない!
2024年5月の『正義のミカタ』で、財務省の元官僚で経済学者の高橋洋一氏は「日本政府はドルをたくさん持っているので円安で大儲けしている」と円安埋蔵金の存在を明かし、「日本政府が最大の円安メリット享受国です」「その儲けを国民に返せばいいだけ」と主張していたが……?

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円安によって物価だけでなく、名目GDP(その年の経済活動の水準を算出したもの)や税収額も上昇! 2025年度の税収額は、過去最高の約80兆7000億円になる見通しだ。高市早苗総理は、“責任ある積極財政”を掲げて経済対策を進めているが、円安の進行やさらなる物価高を心配する声は多い。

パネラーのほんこんは、「円高で得する人もおれば、円安で得する人もおるやん。どっちか泣かなあかんのちゃうかなと思ったりもすんのよ。減税したら、減税した分は我々国民の手に残るやん。過去最高の税収やったんやろ? それを全部国民の手にやったら、それで買い物したらええがな。一回、それやってみ? 怖がるなや!」とコメント。
さらに「いらんとこに金いっぱい流れてんのちゃうの?」と、税収が増えた分を国民に還元すればいいと力説した。

実はこの日、番組開始の直前までトイレに立っていたほんこん。MCの東野幸治が「おはようございます。生放送でお送りしている『正義のミカタ』。今週も…」と冒頭のあいさつをするタイミングでパネラー席にすべり込み、東野から「始まっても座ってなかった。お前遅すぎるやないか!」とツッコまれると、ほんこんは苦笑いした後「そのぶん頑張るわ! ようさん(話)振ってや!」とガッツポーズして気合を入れていた。

髙橋洋一氏によると、名目GDPと為替は近年上昇とのこと。「GDPっていうのはそれぞれみんなの給料の足し算だからね。全部増えるんです。この結果どうなるかっていうと、だいたい10円円安になると、給料が増えるから税収が2~3兆円増える」らしい。

実は2025年における実質賃金は、10ヵ月連続でマイナスを記録。企業倒産件数は、なんと1万件を超える見通しで、12年ぶりの高水準だ。こうした経済状況でも髙橋氏は、「実質賃金の現状のマイナスは心配無用! 物価よりも賃金の方がいずれは高くなる!」と考えている。

髙橋氏いわく、実質賃金の推移は長い目で見るべきとのこと。「物価はすぐスーッと上がったりスーッと下がったりするけど、賃金はそう簡単にすぐは動かない」からだ。ちなみに髙橋氏が作成した新指標による実質賃金の推移のグラフを見てみると、近年は上昇傾向にある。髙橋氏によると、「給料の上がりはいつも遅れる」ため、労働者が実感できるのは、「あと半年とかそういうレベル」だそうだ。

なお、高市政権の経済対策は、12月13日に生放送された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)で取り上げられた。

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