調理の腕前も披露!イケおじ俳優が水と祈りの音羽山(京都・滋賀)で異国料理の頂きメシ!
気軽に登れる山=低山には心動かされる様々な魅力がいっぱい。
アウトドア大好きイケおじ俳優・前川泰之さんがやって来たのは、京都府と滋賀県の境にある音羽山(おとわやま)、標高593m。かつては牛尾山とも呼ばれていたこの山、今回は京都側の登山口から山頂を目指します。

季節は秋、金木犀の香りが漂う中、まずは音羽川沿いの舗装路を進みます。途中、牛尾観音大師堂で手を合わせて更に川を遡って行きます。実はこの音羽山は弘法大師が修行をしたと言われる場所で、登山道の至る所に弘法大師にちなんだ碑や像などがあります。さらに歩みを進めると聴呪(ちょうじゅ)の滝、続いて音羽の滝と二つの滝が姿を現します。「聴呪の滝」の音はお経を唱える声に、「音羽の滝」の音は衆生を救う仏の祈りの言葉に、それぞれ聞こえたと言い伝えられ、その名がついたのだとか。


ここまで、よく整備された舗装路を1時間半ほど歩いてきた前川さん、何かに気づきました。「ここまで、こんなに楽に登ってきて、後半ちょっと怖いな。まだ全然上がってない気がする、高度が」。そう、今まで歩いてきたのは、この先にある牛尾山法嚴寺へ向かう参道の一部でもある車道で、本格的な登りはまだまだこれからなのです。と、目の前に現れたのは大きな黒い門と、先が見えないほど延々と続く急な階段道。ちょっと苦笑いして「やっと登山らしくなってきたかな」と言いながら登ること約15分、息をはずませながら法嚴寺に到着。鐘をつかせていただき登山の安全を祈願したら、お寺の裏から続く山道へ。


ようやく現れた山道らしい山道。これまでとは景色も変わって、緑の中を抜ける自然豊かな登山道が続きます。途中で木の根に足を取られそうになりながらも落ち着いたペースで登り続ける前川さん。茂っていた森が次第にまばらになり、周囲が明るくなり始めるともうゴールはすぐそこです。標高593m、音羽山の山頂、ついに到着です。北を望めば琵琶湖、西を望めば京都の街並みと、なかなか見ることができない絶景を堪能した前川さん、この後は京野菜を使って頂きメシを調理します。


前川さんが今回の頂きメシに選んだのは京野菜を使った手作りタコス。家でも普段から料理をしているという前川さん、慣れた手つきで刻んだ賀茂茄子と玉ねぎ、ひき肉を炒めていきます。そして焼き目をつけたトルティーヤの皮にその具材を載せてチーズと生の万願寺甘唐をトッピング、最後にトルティーヤを折りたたむようにして挟み込めばタコスの完成。澄み渡る山の空気にラテンの香りが漂って・・・う〜ん、美味しそう!「頂きメシ、頂きました!」。


気軽に登れる低山とご褒美ごはんをご紹介♪
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