大阪・布施29歳歌姫号泣! 昨年他界した、男手一つで育ててくれた父親のため「天国に届くように歌います」

スナック激戦区・大阪府東大阪市の布施には、歌が上手過ぎる夜の歌姫たちがいる。その1人は、29歳の“小悪魔お姉さん”。実は彼女は、男手一つで育ててくれた父親を2024年に亡くし、ある決意をしていた……。

【TVer】大阪・布施41歳スナック歌姫は、⾼校⽣の⼦どもが2⼈もいるシングルマザー。スナックの仕事の後に家事、さらには朝から夕方まで別の仕事をする彼女にカメラが密着!

「めちゃくちゃみんな歌上手い!」「知らない人はモグリ!」などと、布施のママたちから最も多く名前が挙がった夜の店は、Lounge bar eM(ラウンジバーエム)。1998年にオープンし、現在ボトルキープ数が400本を超える、布施の有名老舗ラウンジバーだ。

eMのエースは、29歳のまいかさん。“小悪魔お姉さんキャラ”なまいかさんは、ビジュアルはもちろん、歌声もとにかく美しく、お店のために一生懸命だ。そんな彼女に、男性たちはゾッコン!

eMを代表してまいかさんは、布施ミュージックフェアの店舗対抗カラオケ⼤会に初めて参加することに! 2025年で開催20回⽬の今大会は、歌を愛する30店舗がエントリーし、来場者が500⼈以上にものぼる、超ビッグイベント。本番に向けてまいかさんは、週に3回練習し、さらには89歳の浪曲師の大先⽣からボイストレーニングを受けた。

まいかさんは、お店や自分のため以外にも、どうしても優勝したかった。それは、自分を男手一つで育ててくれた父親のため。彼女は、一緒にカラオケに行くほど仲が良かった父親から、「歌手なれるんちゃうか?」と歌声を褒められたそうだ。しかし、そんな父は2024年に他界……。まいかさんは大粒の涙を流しながら、「この晴れ舞台見てほしかった」と悲しみつつ、気持ちを切り替えて「天国に届くように歌います!」と語った。

大会当日のまいかさんは、花魁をイメージした艶やかな着物スタイルで登場し、「一番(会場を)沸かせてみせます!」と笑顔で宣言! 会場を埋め尽くす大勢の観客、そして天国で見守ってくれている父に向けて、和楽器バンドの『千本桜』を熱唱した。

まいかさんの堂々とした歌声に、スタジオの岡村隆史(ナインティナイン)となるみは、「お父さん聞いているわ」「すごいな、こんなん出るんやな声」としみじみ。会場でまいかさんを見守っていたeMのママは、「娘見ているみたいで……」と呟き、涙がこぼれ落ちないように必死だった。

多くの人達の想いを背負ったまいかさんだったが、大会の結果は惜しくも準優勝。まいかさんは悔しくて涙を流すも、最後には笑顔を見せ、「ママは多分喜んでくれるんで、とりあえずは良かったです」「来年はリベンジします!」と語った。なお、さまざまな人生や思いを背負った歌が上手過ぎる布施の人々は、11月24日に放送されたバラエティ番組『なるみ・岡村の過ぎるTV』(ABCテレビ)で紹介された。

【TVer】父を昨年亡くした29歳歌姫を抑えて、まさかの優勝! “布施のクリス・ハート”って一体何者? プロ級揃いの布施カラオケ大会にビックリ

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