性がテーマのラブコメディ「●●ちゃん」 “特殊すぎる”異色作の宣伝現場とは?

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【ABCテレビの探偵! ナイショスクープ】

皆さんこんにちは。中途入社でABCテレビにきてから約3カ月、ニューフェイスのF田です! 個性豊かなPR部員の皆さんに囲まれながら、毎日宣伝業務に励んでおります。

 そんな私が初めてPRを担当することになったのは、放送中のドラマ「●●ちゃん」。「“ピー”ちゃん」でも「“ほにゃらら”ちゃん」でもなく、「まるまるちゃん」と読むのです。

 原作タイトルは「セックスちゃん」。“普通じゃない”性事情に悩める3人のアラサー女性を主人公に、彼女たちの超赤裸々な性愛と友情を描いたオムニバス形式のラブコメディです。

 まだ入って間もない頃、「F田ちゃんに担当してもらいたいのは、これなんだけど…」と、このタイトルを聞いた時は正直どう反応したら良いのか分からず、「は、はい…」と、とりあえず大げさに頷いておいたことを覚えています。内心ザワザワ、そしてジワジワきていました。

 というのも、性を扱った作品となると、どうしても、とっつきにくいイメージが…。しかも、“それを地上波でやるなんて、どうやって!?”なんて思っていたのですが、蓋を開けてみると、中身はコメディ色強めのポジティブで共感できるストーリーでした。増田有華さん演じるセックス大好きな主人公が、自身の“普通じゃない”価値観に悩みながらも、そんな自分をも愛すべく前向きに生きていく姿が丁寧に描かれています。

 私がこの作品の宣伝をしていて面白いなと思うのは、この作品自体が「真っ当な大人たちが真面目にふざけて」出来上がっているということ(増田さんのコメントより)。例えば、ベッドシーンをスポーツや将棋での心理戦、はたまたパンケーキ作りに例えて表現している第一話なんて、まさに秀逸です。

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 1話未見の皆さんは、何を言っているのか分かりませんよね(笑)。

 実は、先日の取材会でも、キャストの皆さん、記者の皆さん、そしてスタッフの口から“セックス”というワードが自由に飛び交い、珍しい仕事環境に感動さえ覚えました(笑)。平日の日中にはおそらく発すことのない言葉をみんなして…という面白い状況だからか、インタビュー中も笑い声が絶えず、これまでにないほど和気あいあいとした雰囲気で取材は進みました。そんな風に、関係者みんなが楽しんでいることが作品から伝われば幸いです。

 気になる第2話は9月3日放送。第1話を見逃した方や、関東の皆さんはTVer、DMMTVにてお楽しみください!

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 ▼執筆者プロフィール

 F田…エンタメ関連の職を経て、6月にABCテレビに入社。猫と餃子、ホラー、睡眠が好きです。

(スポニチアネックス「ABCテレビの探偵!ナイショスクープ」より引用)

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