吹奏楽部なのにジャージで全力疾走? “スポ根”滝先生の熱血指導が変えたものは———『響け!ユーフォニアム』第4話
「“サンフェス”人質にとるなんて、ひどいと思う」
「今までのうちらの伝統、全無視じゃん」
各パートのリーダーたちが話し合う会議、通称“パーリー会議”では、新任顧問の滝先生(CV:櫻井孝宏)に対する不満ばかり。
来週の合奏で納得のいくクオリティでなければ、“サンフェス”には出場しない。それが、滝先生の結論なのだ。
そんな滝先生が、練習の最初に指示したのは
「皆さん、体操着に着替えてください」
吹奏楽部なのに体操着!?
そのうえ、全速力で1周走ったらすぐ吹くですって!?
ティッシュに息を吹きかけ、10分間落とさなかったら楽器を持ってOKゲーム……などなど、初めての“謎トレーニング”ばかり。
さらに、基礎の基礎を徹底的に繰り返す滝先生の練習法に「つまんない」ともやもやする部員たちも……。
「フルート持ったまま、泣いてたな」
「わりとスポ根だよな、吹奏楽部」
廊下ですれ違ったバスケ部員の話を聞きつけ、こっそりフルートのパート練習を覗きに行った久美子(CV:黒沢ともよ)と葉月(CV:朝井彩加)。
彼女たちが見た光景は、泣き続ける先輩へ冷静に正論を伝える滝先生の姿だった。
帰り道、久美子は幼馴染の塚本秀一(CV:石谷春貴)に「話があるんだよ。高坂のことなんだけどさ」と声をかけられる。
高坂麗奈(CV:安済知佳)は、どうやらトランペットパートの先輩に目をつけられているらしい。
「いい先生なら、そういうところもうまくフォローしてくれるんだろうけど。あの先生、吹奏楽部の顧問するのも初めてらしいし。ずっと同じ練習させるし、強引だし、指導力があるかって言ったら……」
と続きを言いかけた秀一の言葉に
「あるに決まってるでしょ! 言っとくけど、滝先生すごい人だから。バカにしたら許さないから!」
と、背後から現れた麗奈がかぶせてきて———。
10月25日深夜に放送された『響け!ユーフォニアム』(ABCテレビ)では、滝先生の熱血指導に対し、徐々に変化を見せ始める部員たちが描かれている。はたして、その合奏の成果はいかに!
吹奏楽未経験者にとっては、新たな発見があり、ちょっと音楽知識が深まる第4話。季節はすっかり、芸術の秋。学術としての「音楽」も楽しんでみては?
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