維新・吉村洋文氏「コロッと手のひら返しになって……!」生放送で本音こぼす

10月18日(土)の放送に、日本維新の会代表の吉村洋文氏が生出演!! 万博も無事終了し、ほっと一息と思いきや、国政での局面と対峙真っ只中の吉村氏。“時の人” の登場に、一同ざわつきを隠せない、今回の「正義のミカタ」!!

放送日当日、日本の政局は、翌週の臨時国会召集を目前に「決戦の時」を迎えていた。自公連立が崩壊し、日本維新の会が連立に急浮上。連立か連携か? 今回の総理指名選挙について政治ジャーナリスト青山和弘氏のミカタは——。

「公明党の離脱により風向きが変わり、国民民主は自民党に距離を置き、維新の会はハードルが下がった。これが、維新の会が急浮上した理由」と青山氏。これを受けMC東野から吉村氏に「維新から動いたのか、自民から動いたのか?」との質問に、吉村氏は「自民党からです」と答えた。

国民民主党の玉木代表の対応には「今、こんなチャンスはない。対決より解決だというなら、ここで勝負しないでどうするのか?」「政策実現したいのか、総理大臣になりたいのかどっちなんかな?」と吉村氏。

経済学者の髙橋洋一氏は「玉木さんは大学のとき陸上部だったんだけど、ホップ・ステップ・肉離れってよく言われてた」と、エピソードを披露。「連立交渉時に財務大臣の“オファー”があった時に引いてしまったというのが“肉離れ”だったんでしょうね」と指摘した。

吉村氏は「もし、自民党と連立したら、維新が消滅するリスクがある。しかし、リスクを取らないと道は開けない。改革をやるには誰かがリスクを取らないと」「これ、本当は玉木さんがやらなきゃいけない。今もまだチャンスなんですよ! このタイミングでリスクテイクしないと」と語気は強い。

そして、日本維新の会が提示する連立への絶対条件のひとつは「議員定数の大幅削減」だ。「年内に(議員の1割である50名を削減する)合意が整わなければ、我々は“藤田”と書く」とキッパリ。

「あと1年半ある大阪府知事の職責もしっかり果たしたい」という吉村氏。今後、政局はどう動くのだろうか……。

そんな吉村氏が知事を務める大阪では『EXPO2025大阪・関西万博』が成功裏に終了した。開幕前は批判が殺到、世論調査でも「行かない」「たぶん行かない」が合わせて87%(毎日新聞調べ)に達していた。 吉村氏も「1000億円かかるんでしょ。赤字になったらお前払えよ」と言われていたとか。にもかかわらず……

開幕中に評判は上がり「人が増えてきたらコロッと手のひら返しになって……!」と吉村氏。プライベートでも普通にチケットを購入し、変装して両親と訪問。並んでパビリオンに入り、花火を観ることができ、良い親孝行になったという。

批判を覆し大盛況となった万博。特に『ミャクミャク』グッズに関しては、吉村氏も声を潜めて「けっこう売れまして…8月末で800億に……!」。当初は気持ち悪いと言われながらも、こちらも“手のひら返し”だった。

その他、「万博期間中に会場の内外では多くの商談会が行われた」と吉村氏。その経済効果は計り知れない。そして「約50の国家元首級の方々が来られ、国の外交の場としても大きな意義があった」と語った。

「やってよかった‼ この成功を未来へ!!」と『大阪IR』への意欲を語った吉村氏。今後、夢洲は世界最高水準の総合型リゾートアイランドへと生まれ変わる。

負の遺産と言われた夢洲で、“1兆5000億円の民間投資” “毎年1兆円の経済効果” を見込んでいる『大阪IR』。「夢洲って今までどうしようもなかったんですか?」というMC東野の問いに、

「はい。正直申し上げてどうしようもなかったです!」

と言い切った吉村氏。数千億円かけて作った埋立地は度々計画がとん挫してきたからだ。

『大阪IR』の経済効果について経済学者の髙橋洋一氏によると、「(確立された)古い手法の計算方法で導き出すから…案外外れないし、経済効果は見込める」と話す。吉村知事は「大阪府・市にも1,000億円の収入が見込めるため、増税の必要も無くなる」と語った。

WEST.の中間淳太からの「ギャンブル依存症など問題はない?」という質問には「日本人の入場には入場料の6000円と身分証明書が必要になる。家族がNGを出せば入場できなくなる」と、ルール作りを明確化することが重要だと語った。

今回の万博成功を経て2030年 “大阪負の遺産” 夢洲は『大阪IR』へと生まれ変わる。

吉村氏が登場して激動の政局を語った10月18日放送の情報バラエティ番組「教えて!ニュースライブ正義のミカタ」。見逃した方は、無料配信動画サービスTVerで!

※この番組は総理指名選挙前に放送されました。

番組情報

教えて!ニュースライブ 正義のミカタ
毎週(土)あさ9:30

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